昨日紹介した碓氷健吾作
大巌銘寸八で19世紀ギターの横板
メープル薄板を削ってみました
画像では分かりにくいですが
削り肌は曇っていて
深い逆目を完全に止めることは
できませんでした
逆目は完全に止まっていない
昨日のホンジュラス·ローズウッド削り
のままメープルを削った状態
やや刃先が摩耗しています
深い逆目を止めるため
刃口を狭くした
これは樫材の小片を
瞬間接着剤で接着しただけです
そして研ぎ
研ぎ上がりの状態
別の角度で撮影
この艶の感じは
青紙スーパー鋼でしょうか
グラインダーをかけて
火花が飛ばない鋼は
ハイス鋼、燕鋼tsubame-hagane
そして青紙スーパー鋼があり
これらの鋼は天然仕上砥で研ぎ上げると
炭素鋼や通常の青紙鋼よりも
艶が引けた状態に研ぎ上がります
その中で青紙スーパー鋼は
やや艶がありピカリと光ります
これは燕鋼ですが
あまり艶がありません
ハイス鋼はさらに曇ります
そして青紙スーパー鋼
上の大巌銘の研ぎ上がりに
似ています
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