江戸時代に出版された
塩尻百巻で紹介されている
珍獣はハクビシンか
「庚寅七月、城南眞福寺戯場の
側に一獣を置て見る。
是を呼て見るに、大サ
小狗の如くにして長し。
啄尖り足矮。其せい(背高)
六寸餘、長サ尺數寸に過す。
尾は猫に似て長サ身とひとし。
毛黒くして眼上少し白毛あり。
身灰色の筋をなせり。
よく酒をのみ、手して盃を捧けて
吸ふ。其行静にして愛すへき
獣なりけり。或人是を何といふ
獸そ。本草を考ふるに
狗獾數種あるよしなれは、
是獾の類かと。
予曰げにも獾の類といふへし。
但獲は大に短、尾是は小長尾
其獲は穴居す。是は竹木に登る。
按るに本草の集解時珍曰
熊太古か。翼越集に云
木狗ハ生²廣東左右江山中¹。
形如²黑狗¹。能登ㇾ木云々。
亦曰、川西有²玄豹¹。大如ㇾ狗。
黑色尾、亦如ㇾ狗。
是亦木狗之屬也といへり。
今みるに彼獸よく
木狗の説にあへり。
竹木に登る事甚速か也。
其図を左に描て博に備ふる事、
如左。
現在日本各地に棲息している
ハクビシン
江戸時代に描かれた雷獣
ハクビシンと思われる
雷獣は落雷と共に現れる
とされていた
「よく酒をのみ、
手して盃を捧けて吸ふ。」
という記述を
ChatGPTさんに描いてもらった
しかし、これは
タヌキではないか?
粘土が余っていたので
ハクビシンを作ってみようと
試みたが
似ても似つかないものに
なりそうなので断念した😆
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