古事類苑から
バラ科のカリンとマメ科の花梨の記載
を紹介しておきます
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製作中の平家琵琶の撥面の絵は
カリンの実を幼少の義仲(木曽義仲)が
もぎ取っているところにしようかなと思っています
そこで、カリン酒などを作る
大きな実の生るバラ科のカリンが
義仲の時代(平安時代末)に日本にあったのか
知りたいところなのですが
日本に入って来たのは不明のようです
原産は中国東部(参照)とされているようです
Wikipediaでは中国では木瓜と書くとされていますが
それは日本の木瓜とは違うようです
日本の木瓜(ぼけ)は古事類苑では
真の木瓜は享保年間(江戸時代中期)に
日本に渡って来たとされ、カリンとは区別されています