2012年4月3日火曜日

琳派の絵はたまた平家納経の絵の再現か・・

これは何でしょう・・
琳派風の風景画を模しましたが
月がもっと大きくなければ琳派風や
平家納経風にはなりません
やはり絵には敵いません(参照





手前にピントを合せてみました





手前の物は梅の木の切り株でした・・
さっき犬の散歩をしていて
小川堤に植えてある梅の木が
間伐されていたのです
その中にこのように厚み4cmほどの
輪切り状の切り株があったのです
おもしろい年輪の出方で
惚れ惚れとします・・


久しぶりに端材のオブジェを作る



製作中の平家琵琶の試作パーツを
使って久しぶりにオブジェを作りました
これまで作ったオブジェの一部は
兵庫県西脇市にあるレストハウス花屋敷
展示販売されています(4月22日まで)
今回は画家宮本英雄さんの作品とのコラボです



2012年4月1日日曜日

藤井刀匠が鍛えた玉鋼小刀を研ぐ


You TubeにUPした研ぎ動画
画像を紹介しておきます

これは最初に使っている粗めの伊予砥(参照


次に使っているのは
同じく伊予砥で、粒度細かめのもの
粒度は約#1000


そして三河中名倉砥
粒度は約#1500


中研ぎの最終段階として
沼田虎砥(粒度約#2000)


仕上げ研ぎの最初は
京都新田産の白巣板


次に中世中山砥の戸前を使いましたが
この刃物とは相性が良くありませんでした


最終仕上げは京都梅ヶ畑・中山産の黄板


こちらは裏側


藤井刀匠作・小刀の柄を作る


昨日預かってきた藤井刀匠作の小刀を
木の柄に挿げるため




元の部分をカットし
グラインダーで成形し直しました





柄にする木は手許にあったポプラ材







仮収めをして状態を確認した後





タイトボンドで接着




握り易い形に成形
木地のままだと自分の手になじまないので
柄には私はニスを塗っています





今回は濃い色のセラック・ニスを塗りました
アイスキャンディーでも五平餅でもありません・・





出来上がりました


2012年3月31日土曜日

平家琵琶の覆手を接着


製作中の平家琵琶の覆手を接着しました


 腹板(表板)の膨らみは鉋仕上げのままなので
均一な凸面ではありません
ですから、平家琵琶の覆手の接着面を
仕上げる際には、じっくりと
少しずつ削っていくしかなく
 この作業に時間は惜しみません
 このときには二種類の四方反り鉋を
使いますが、その調子がいいと大変助かるのです