近所にある西光寺に安置されている
仏像が一般公開されているというので
拝観に行ってました
毎年4月21日~25日に公開されるそうです
西光寺は丹波篠山を象徴するような
静かなたたずまいの集落にあります
現在は仏像を安置する
収蔵庫だけが建てられています
右クリックで別ウインドウで開くと
大きな画像をみることができます
昔の集落の様子の写真も展示されていました
中央が薬師如来座像
高さ1,5mの木造で
1本の大きな桂材から各部材を木取りし
寄木造りされているということです
平安時代中頃の作とされています
西光寺縁起では同寺について
「篠山領地誌」から引用されていて、そこでは
薬王山西光寺は畠市の南にあり
本尊は観音を安ず。聖徳太子の作なり
洞光禅刹の末寺たり
東に薬師堂あり
45代聖武天皇、天平三辛未(かのとひつじ)
行基これを創闢(そうびゃく)して手ずから
薬師の像を刻みて本尊となす
外に又五仏像を置く。仏殿像屋善を尽くす
中頃兵火に罹(かか)って焼失す
続で僧堂一宇を営み、本尊薬師如来を安ず
外の五仏体は紛失す
と説明されています