YouTubeにUPした動画の画像を紹介しておきます
これは前回の動画でも使った京都相楽郡和束産の青砥
動画では石社(いしこそ)鉋寸八を研いでいますが
この画像は常三郎銘の寸八です
鋼はスウェーデン・サンドビック鋼のなかでも
1970年代の優れたものが使われているということです
次に使った中砥は群馬県産の本沼田砥
これは以前紹介したひょうたん沼田砥の層よりも
上にあった層だということで
ひょうたん沼田砥よりも柔らかい石質です
それでも締まった石質なので
目起こしをして研ぎました
仕上げ研ぎの中継ぎは
京都梅ヶ畑・鳴滝産の戸前
やや柔らかめで良く反応し
強い研磨力があります
最後の鏡面仕上げは
同じく梅ヶ畑の中世中山間府で採掘されたもの
硬めですが硬さを感じさせない砥当たりで
心地よく研ぐことができます
小振りかがな文句なしの仕上砥です
これは動画で研いだ石社銘の寸八鉋身
研いだ鉋で仕上げたメープル材
大河の流れのような模様と
カール杢が交錯した美しい木目です
こちらはさざ波のような杢が出ているブビンガ材
これを削るにはハイス鋼と燕鋼の鉋を使いました
これらの材は、これから製作していく
2台のラコート・タイプの裏板で
どちらもスプルースを貼り合わせた合板にします