2013年8月12日月曜日
2013年8月11日日曜日
古い鉋2丁を仕事で使う
福井県の仕上砥を採集しているE氏から
古い鉋を預かりました
その内の1丁、銘は「吉宗」
銘振りがすばらしいと思います
日本刀の中心なかごの銘としても名刀の雰囲気があります
鋼は炭素鋼で
研いでみると柔らかさの中にも強靭さがあり
理想的な焼きが入っている感じですが
やや甘いかもしれない・・
かなり低い刃角度になっていたので
刃先から1,5mmほどを約28度に研ぎました
刃先の拡大画像
台に挿げ二枚刃に仕立てました
YouTubeに削りの動画をUPしました
削りの手応えは軽く、優れたスウェーデン鋼を彷彿とさせます
逆目もきれいに止まり、美しい削り肌です
もう1丁紹介します
身幅38mmの平反り鉋です
焼き入れはかなり甘い感じですが
実際に使ってみると切れは鋭く、永切れします
かなりきついア-ルですが
これはこれで使い道があり、重宝するでしょう
刃口が広過ぎたので補修しました
削りは上に紹介した動画を参照ください
2013年8月6日火曜日
2013年8月5日月曜日
彫刻家大森暁生氏の作品展に足を運ぶ
今朝は5:30頃起きたのだが
起こしてくれたのは蝉たち・・
YouTube動画ご覧ください
これはアブラゼミだが動画で鳴いているのは
ほとんどがクマゼミ
図鑑などではクマゼミは「シャーシャー」と鳴くと説明されていますが
私には「ワシワシ」としか聞こえない・・
子供の頃生まれ育った福岡では
この蝉のことをワシワシと呼んでいました
子供の頃生まれ育った福岡では
この蝉のことをワシワシと呼んでいました
上のアブラゼミが止まっている
柿の木のすぐ下には蝉の抜け殻が・・
おそらくこのアブラゼミでしょう
この動画をUPした後、大阪の高島屋百貨店で開催中の
大森暁生氏の作品展に足を運びました
都会には田舎にない造形を楽しむことができますが
植物の緑を見るとホッとします・・
大阪高島屋1階の内部
2013年8月2日金曜日
古い会津鉋 重則寸八を台に挿げる
先般手に入れていた古い会津鉋
重則寸八を台に挿げました
さっそく仕事で使い
スパニッシュ・セダーを削ってみました
玉鋼Tama-haganeの影響か
やや切れは重く
削り肌もやや艶が退けています
これも玉鋼によく見られる
仕上がり具合です
永切れは期待できそうなので
これからしばらく主力で
使ってみたいと思います
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