2013年12月18日水曜日

Baroque Guitar バロックギター完成

バロックギターが出来上がりました
音出しをYouTubeにUPしました
弦長630mm 12フレットまで牛骨固定フレット 



















猫 vs HEXBUG Scarab ネコの行動は読めない・・

12日に紹介したカニのオモチャ
その後1個増え、加えてHEXBUG Scarabという
昆虫のようなものもやって来て
合計3個になりました・・
どれが好きなのか・・


これには異常に反応しました
猫の気持ちは分からない・・動画参照

2013年12月15日日曜日

ZDP189全鋼小刀を試し研ぎ

ZDP189全鋼小刀を研いでみました

まずグラインダーで
刃渡りの角度を鋭角に修正し
手持ちの人造砥や天然砥石を
いろいろと試してみました

数多くの砥石の中で最もよく反応したのは
以前紹介した、内藤商店から出されている
人造砥石のPAPA2000でありました

研ぎ上がりもこれで充分で
仕上砥で研ぐ必要がないくらいです


刃先の拡大画像
右上から左下にかけて
45度ほどに付いている傷が研ぎ傷で
その途中にささくれのようになっているのも
研ぎ傷と思われますが
何故こうなったのかは判然としません
この鋼はハイス全鋼に比べると
かなり柔らかい感じがします
そのこともあって
研ぎ汁に含まれた研磨剤の
影響を受けやすかったのでしょうか・・

動画でもお分かりのように
天然中砥はすべて反応せず
天然仕上砥で反応したのは
この2丁だけでした
左は京都・新田産巣板で
右は福井県産若狭砥

これは新田産巣板で研ぎ上げた状態
刃先部分と鎬しのぎ部分の
艶が違いますが
これは何故でしょうか・・
一般の刃物のように鋼と地鉄が
鍛接されているわけではないのです
焼き入れ具合が違うのでしょうか・・

PAPA2000よりも
光っているように見えますが・・

拡大してみると
PAPA2000よりも深い傷が付いています
これには驚きました・・

こちらは福井県産仕上砥

研ぎ上がりは新田産巣板よりもやや曇っていますが

研ぎ傷は新田巣板よりも浅く
PAPA2000よりも深い感じです
砥石と研ぎというのは
ほんとうに不思議です・・

2013年12月13日金曜日

ZDP189全鋼の鉋身と小刀の試作品

砥取家さんの紹介で
ボンドケミカルの
小西社長さんに頼んでいた
ZDP189全鋼の鉋身と
小刀の試作品が
出来上がってきました

鉋身は本黒檀削り専用で
使いたいので
身幅55mmサイズで
作ってもらいました

小刀も本黒檀など
堅木削り専用として
使うためのものです
ZDP189は硬い鋼のようで
しかも全鋼ですから
天然砥石で研ぐことが出来るのか
これから追々
試していきたいと思います
乞うご期待!



2013年12月9日月曜日

マンドリンにフレットを打ち込みBaroqueGuitarのムスタッシュを接着

きょうの作業
フレットを打ち込んだ
Gelasジェラ風フラット・マンドリン



バロックギターのブリッジ装飾(ムスタッシュ)は
ウォルナット材で作ることにしました


ニカワ焼付け接着をしたばかりの状態




はみ出たニカワを除去しているところ



次の日、響板をオイル仕上げ


ツゲ材のペグ