1月31日にYouTubeにUPした
研ぎ動画の画像を紹介しておきます
この時に使った四種類の青砥
左の2丁は関東方面のものと
思われるもので
右2丁は京都産のもの
動画では左から順に右へ
使っていきました
これは左端の産地不明の
青砥の柾目面
おそらく関東方面のものと
思われるのですが
判然としません
(参照:砥石産地)
ご存知の方はぜひご教示願います
柾目面で研いだもの
カチリとした硬めの石質ですが
良く反応し
強い研磨力があります
粒度は300番~400番と
いったところで
中砥というよりも
荒砥といった感じで
やや針気が見られます
こちらは板目面
こちらも同様の反応で
強い研磨力があります
京丹波・亀岡産の青砥は
板目面ではあまり研磨力が
ないのですが
この青砥は柾目面も板目面も
同様に使えます
研ぎ傷は柾目面よりも
針気が少ないので
この面を使っていきたい
ところです
次も産地不明の青砥
後日、ブログをご覧頂いた方から
栃木県で採掘されていた
荒(新)内砥である、と
ご教示頂きました
この場にてお礼申し上げます
程よい硬さで良く反応し
強い研磨力があります
粒度は約800番といったところで
砥目が良く揃っています
次は以前紹介したことのある
京都府相楽郡和束産の青砥
粒度は約800番~1000番
そして最初の画像の右端のもの
京丹波・亀岡産の青砥です
硬めの石質ですが良く反応し
滑らかに研ぐことができます
産地は青野あたりでしょうか・・
そんな感じの研ぎ感です
青砥によく見られる
針気はほとんどなく
硬めの石質でこのように
研ぎあがる青砥には
めったにお目にかかれません
粒度は約1500番
ここからは仕上砥ぎで
これは中継ぎに使った
山口県産杭名砥
そして最終仕上げは
福井県産田村砥・戸前
研いだ鉋身は国弘銘・寸八