最初に使ったのは天然中砥の天草砥
程よい硬さで良く反応します
天草砥はこれまでかなりの数を試してきましたが
ここまでよく反応するのには初めてお目にかかりました
粒度は#300ほど
次に群馬県産砥沢・虎砥
これも程よい硬さでよく反応します
粒度は#400ほど
やや粒度にむらがあります
これも同じく砥沢・虎砥のやや硬めのもの
粒度は#600ほど
そしてこれは関東方面で天然砥石の調査・研究を
為されている方からお借りした
産地不明の中砥
目起こしをしたすぐは砥泥を使わなくても
よく反応しますが
再度研ぐと反応が鈍くなります
粒度は#600ほど
そしてここからは仕上砥ぎ
中継ぎに使ったのは丹波亀岡神前こうざき産巣板として
手に入れたものですが
動画の説明欄にも記しているように
地元神前で砥石の採掘と販売をされている
森さんによると
神前ではこのような仕上砥は採れないということでした
おそらく森さんが採掘されている新田産の巣板を仕入れた業者の方が
神前産と思い違いをしたのではないかと推察されます・・
やや硬めの巣板ですが
ハイス鋼に異様によく反応します
そしてこれも神前産として手に入れた巣板
これもおそらく森さんが採掘された新田産のものでしょう
これも硬口ながらハイス鋼に異様によく反応します
上の巣板よりも硬いにもかかわらず
研ぎ傷はこちらの方が粗いように思われます