響板の仕上げ削りに使ったのは
三代目千代鶴、落合宇一作
三水銘・寸八
響板表面の出来上がり
こちらは特注小型モダン・タイプ
弦長640mm
こちらは特注ガルシア・タイプ
弦長640mm
ガルシア・タイプの裏板
インド・ローズウッド
厚み減らしに使った鉋
燕鋼の鉋 丹生山(身幅55mm)
燕鋼はハイス鋼ほどの刃先の強靭さはないが切れが軽い
荒削りながら、逆目はほぼ止まっている
仕上げ削りに使ったのは
粉末ハイス鉋の寸八(身幅72mm)
この鉋はハイス鋼のわりには切れが軽快
逆目は完全に止まっているので
スクレーパーで仕上げる必要はない
厚みは全体に2.3mm
こちらは小型モダン・タイプの裏板
インド・ローズウッド
義廣銘・寸六で仕上げてみた
鋼はヤスキ鋼・青紙と思われます
こちはかなり深い逆目が交じっているが
これも完全に止まっている
こちらも厚みは全体に約2.3mm
次に、響板のサウンドホールを切り抜く
補強材の位置を決める
補強材を挽き出す
先般紹介した、経年変化を調べた
スプルースも使う
補強材が揃った