イタリア製の19世紀ギター
のペグに使われている
Jujube wood
ナツメ材を入手
さっそく手応えを
確かめるためまずは鋸挽き
そして鉋削り
鋸挽き、鉋がけ
どちらも手応えは
ツゲ材によく似ています
参考までに
これはツゲ材
Boxwood
タブノキ材
アフリカン・チェリー材
アフリカン・チェリーの杢
これは
メープル(カエデ)材
イタリア製19世紀ギターの
ペグの修理の依頼を受け
できるだけオリジナルに
近いものに
取り換えてほしい
という要望なので
ちょっと調べてみた
参考にしたのは
イタリアから出版されている
その中から
ペグの材質が説明されている
ギターを3台紹介
まず、1914年製の
ファブリカトーレ
このペグはBoxwood
ツゲ材と説明されています
ストラディバリが製作した
ギターにもツゲ材の
ペグが使われています
そして1832年製の
ガダニーニのペグには
fruit woodと説明されています
これはおそらく梨の木と
思われますが
果物の生る木は他にも
多くあるので
何とも言えないところですが・・
fruit woodのペグ
もう1台
1847年製のガダニーニには
jujube wood
が使われています
この材については
イタリアのマンドリン製作家
教えてくれたもので
ツゲ材のように明るい色合い
以外のものは
使われているということです
日本ではナツメの木
とされているようです
jujube woodのペグ
参考までに
イタリア製の18世紀マンドリンも
ほとんどがジュジュベ材が
使われています
次に製作する弦長530mmの
ルネサンスギター
まずは原寸図を描く
ロゼッタは
いつものように
天川さんに作って頂いた
そんな中
まさかこの時期に
ムカデが侵入するとは
夜、布団の中に
おいでになりカプリと
検査官は何の役にも立たず
せめて紅葉と一緒に
記念撮影を・・
滋賀県での製作個展を
思い出しながら・・
ギターマニアが集まって
楽しいギター談義
ギャラリーコンサートの様子
クィンテルナ独奏
バロックギター独奏
動画ご覧下さい
アンコールでは
拙作のジェラ風
フラットマンドリンを
所有してくれている知人が
飛び入りで演奏してくれた
感謝
琵琶湖に昇る朝日
展示会初日
来場下さった方から
頂いた写真を紹介