2021年4月5日月曜日

名残桜 そして熈代勝覧

工房近くの桜の木
今日の強風でかなり散っています


桜が散り

ユキヤナギが咲く
春が流れていきます・・

こちらは江戸時代
文化二年(1805年)頃に描かれた
熈代勝覧」という絵巻
作者は不明
これはドイツの館の屋根裏部屋で
発見されたということで
世に出たのは1990年代なのでそうです
長大な絵巻で長さ約12.3m
高さは通常の絵巻よりも大きく
約43cmあります
YouTube動画もUPされています

その一部です


そしてこれは描かれている職人
研ぎ師

刃物直し

竹笊takezaru売り

猿回しと吠える犬

茶碗売り

江戸版オープンカフェ

2021年4月4日日曜日

沖縄ロゼッタストーン 線刻文字

 

沖縄ロゼッタストーン
というものがあるらしいが
私はこれまで断片的にしか
知ることができなかった
しかしこの本では
現在日本で保管されている
ほとんどが紹介されています
以下、それを紹介しておきます
この線刻された石は
時代については
それほど古いものではなく
15世紀以前ではない
という説と
1万2千年前のムー大陸の時代
とする説があるようです

参考までに
以下は与那国島海底遺跡です

線刻文字らしきものも
見られます




以下は沖縄ロゼッタストーン


















最後にこれは
与那国島のカイダ文字です

2021年4月3日土曜日

不思議な珪乳石 そして聖骸布

 
このムーミンのような小石は
珪乳石と呼ばれている
珪藻が含まれた太古の海底の泥が固まり
それが様々な条件が重なりオパール化し
波に洗われて丸くなったもの
それには海底の泥に混じっていた
微小貝が含まれていることが多く
このムーミンにも確認することができる


驚くのは、3mmほどの小さな貝殻に
詰まっていた泥が化石化し
その後貝殻部分が風化で無くなり
(貝殻部分は硬度は3)
内部のオパール化(オパールの硬度は約5)した
ところだけが露出している
この状態になるのに
どれだけの年月がかかっているのか
想像するだけで頭がクラクラする・・


手前は5cmほどの巻き貝内部の化石
上の3mmほどの微小貝と
同じように化石になったもの


こちらは普通の貝殻だが


デザインの美しさに


溜息しか出ない・・


これも貝殻だが


牡蠣とムラサキガイが
合体している
動画UPしました


自然は不思議・・


話題は変わって
これは先日紹介した
画家のルオーが描いた
ヴェロニカ


そして「聖骸布」


これはトリノの聖骸布の頭部
ルオーはこれを描いたのだと思う