2021年10月8日金曜日

七代目乾山バーナード・リーチ

 

イギリス人陶芸家
バーナード・リーチは
富本憲吉と共に七代目乾山を
襲名しているが
そのリーチが初代尾形乾山
その兄、尾形光琳、そして
親類の本阿弥光悦について
英語で書かれた論文を
リーチの助手をしていた
水尾比呂志氏が訳したもの
ここで述べられている乾山が
本物・偽物論争で有名な
佐野乾山なのが興味深い

そして
バーナード・リーチ工房の
現在






リーチが
1953年から約1年ほど
日本に滞在したときの日記


以下、日記に描かれている絵

富士山






山羊



七面鳥と竹林

鳥取砂丘

瀬戸内海

これは日記ではありませんが
リーチが現在の丹波篠山
立杭焼きの里を
訪れた際のスケッチ
今田町の山並みと思われます

2021年10月6日水曜日

平家琵琶 覆手と撥を作る

 
製作中の平家琵琶
覆手fukuju Bridgeを
作っていく
材は槐で延寿とも書かれる
古来魔除け、縁起物として
珍重されている木
紫檀と同じマメ科なので
カチリとした堅さがある
動画ご覧下さい


猪目を嵌め込んでいく


絃を通す穴を開けて
出来上がり




こちらはツゲ材で作る撥












2021年10月2日土曜日

桐の新芽健在 すごい生命力


工房入り口の植木鉢に
いつの間にか
知らない花が咲いていた


ヤブコウジの実


こちらは
台風で折れた桐の枝から
出ている新芽
1ヶ月以上経っても
出続けている
新たに出たものを
観察のためカットして
水を張った皿に置いてみた


この状態から
1日経つと

こんな感じに
生命力に驚かされる

その後3日経った状態

2021年10月1日金曜日

2021年9月30日木曜日

自作の縒り弦 そしてコプト装飾

4世紀の聖ビショイ(砂漠の聖者)に因んで建てられた
アンバ・ビショイ修道院に
飾られている
ビショイが描かれたイコ ン画
モザイク額は20世紀のもの
現在の建物は9世紀頃の
再建とされている
楽器装飾の参考になる

手許にある5世紀頃の
ものと思われる
コプト裂

こちらはフロロカーボンを自分で縒り合わせて作った弦



自作のクィンテルナに
張ってみた

向かって左端から二番目
なかなか具合がよい