2023年4月20日木曜日

偶然の産物 そしてミラネーゼ


製作中の19世紀ギター
Laprevotte タイプの
響板を削った際の削り屑

偶然美しい渦巻きに
なっていた


こちらは修復中の
イタリア製ミラネーゼの
ブリッジ・ピン



弦を張って完成


ヘッドの装飾は先日紹介した
黒蝶貝の象嵌



2023年4月18日火曜日

鶯のさえずりイラスト付き そして富士山


知多半島の親戚から
ウグイスのさえずりが
音声で送られてきた
そのままでは味気ないので
ウグイスを作って合体させた

江戸時代始めに描かれた
平家物語絵巻の富士山

香月和夫氏の作品

富士山の絵といえば
やはり片岡球子さん

そして八嶋美和子さんの作品
いつ見ても感動的です

工房に置いている盆石
赤富士

2023年4月17日月曜日

ど根性スミレ そして縄文土偶


工房前の舗装道路の脇に
菫とタンポポが
頑張っていた


こちらは色付けをした
コブヒトデ

赤い方は自然の色

これは縄文ビーナスの
小さなレプリカ

安定が悪く
すぐにコテっと倒れるので

帯で絞めた

2023年4月16日日曜日

室生犀星と朝井閑右衛門 そしてルオー


これは朝井閑右衛門が
1962年に描いた室生犀星
この作品は1962年に
所属している団体の展示会に
出展されたときには
タイトルは「われはうたへど」
となっていたが
1976年に同展に
出された際には
タイトルは「晩年の室生犀星」
とされている

これは1961年に撮影された
室生犀星
おそらく朝井閑右衛門は
この写真を参考にして
上の絵を描いたのでは
ないだろうか

これは室生犀星の著書で
1962年に出版されたもの
題字は先日紹介した
版画家の畦地梅太郎
書いたもの

上の著書に掲載されている
室生犀星の写真

不思議なことに
1915年にルオーが描いた
この人物画が
上の写真に似ている・・
おもしろい

これは朝井閑右衛門が描いた
不動明王

そしてこれは
中村正義が描いたもの
これを比べて見ると
また面白い

これは昨日黒檀で台を作った
サヌカイトの破片


上のサヌカイトから
作った石器

飾り台に乗せたサヌカイトは
中村正義が描いた山に
雰囲気が似ているような
気がする

こちらは有元容子さんが
描いた山の絵
これにも雰囲気が似ている
いろいろと面白い

2023年4月14日金曜日

工房の様子 黒蝶貝象嵌

工房の様子


モダン・タイプ響板接着

19世紀ギター
Laprevotte タイプ

こちらは先日紹介した
修復中の古い楽器
ヘッドには風景画のような
模様が出ている
黒蝶貝を象嵌
コンスタブルの風景画のよう






コンスタブルの風景画