2023年7月26日水曜日

龍とテントウムシ そして筑前琵琶改造

 

改造中の筑前琵琶
各パーツ出来上がり


あとは乗絃jogenと
柱juを五つ作り
絃を張れば完成

CD「源氏物語幻想交響絵巻」を入手
作曲は故・冨田勲氏
作曲するに当たって光源氏の人間像が浮かんでこなかったので曲作りが進まなかった、という言葉に興味を惹かれた。京言葉での朗読はなるほど、と納得させられる。演奏はオーケストラと和楽器で進んでいく。和楽器は琵琶、箏、龍笛、篠笛、篳篥、笙が使われているが、琵琶はやはり薩摩琵琶。独特の煌めきと華やかさ、力強さを表現できるのは強みだと思う。曲の途中チリーンという金属音が聞こえるが、それは明珍火箸らしい。どういう経緯で明珍火箸に行き着いたのか興味が湧く。



来年の干支、辰に因んで
龍の香炉を紹介
どう見てもフグですが・・


煙が出ると
こんな感じか・・

頂き物のテントウムシオブジェ
よくぞ作ってくれた



2023年7月25日火曜日

筑前琵琶改造 そして蓮花オブジェ

 

四絃から五絃へ改造中の
筑前琵琶

覆手fukuju の装飾パーツ
1つ作り加えて五絃に


作り足した転手tenju
左から二番目が今回作ったもの
右三本はオリジナルで
左端は後に取り換えられたもの
オリジナルは16稜で
左端のものは8稜なので
今回作ったものは12稜にしてみた


アンモナイト化石に
蓮花オブジェを追加


そして仏像オブジェの
蓮花を付け替えてみた
 

2023年7月23日日曜日

筑前琵琶改造

 

先日紹介した仏像オブジェに
鳳凰を付け加えた


こちらは神将

古い四絃筑前琵琶を
五絃に改造していく
まずこの覆手fukujuから

絃を結ぶ覆いの部分だけ
作り足す




海老尾と鹿頸shishikubiは
そのまま使い
絃倉(いとぐら)だけ
作り換える


1本作り足す転手(糸巻)


そして魂柱konchu





2023年7月21日金曜日

法界寺 そして仏像オブジェ

 

仏像オブジェに
蓮の花を付けてみた



こちらはウォルナットの
端材オブジェと

織部焼の香合

これは
京都伏見にある法界寺の
薬師如来立像


この仏像には胎内仏が
納められている
ということだが
それがどこかのオッサン
のような顔なのに驚く

これはアスターナ遺跡から
出土している石像だが
これに似ていないか・・?

オマケ

2023年7月19日水曜日

18世紀マンドリンのピック

 

修復を終えた18世紀マンドリン
これまでにない形で
ピックを作ってみた

こちらは
特殊調弦のための
琵琶の絃
フロロカーボンを3本
縒り合わせて
作ってみた

右は通常の絹絃
因みに、絹の比重は約1.3
フロロカーボンは1.8ほど

インターネット上で見付けた画像
亀の甲羅

亀の甲羅の付着物
自然は不思議

オマケ