2012年9月2日日曜日
2012年9月1日土曜日
鉄工芸作家・近藤明氏作の手回しオルゴール
鉄工芸家の近藤明氏による
手回しオルゴール第一号が出来上がりました
音は想像していた金属音がなく
密度のある上品な音でした
各音域のバランスがよく驚かされました
右は拙作の杉間伐材で作ったもの
2012年8月27日月曜日
2012年8月22日水曜日
会津「重力」銘の古い鉋身
古い会津鉋身を手に入れました
銘は「重力」、身幅約5.5cm
先般手に入れた重道銘の鉋身と
よく似た造り込みですが
「会津の刃物鍛冶」という本では
紹介されていない銘です
どなたかご存じの方はぜひご教示願います
裏押しをしてみましたが
錆は浅く、なんとか使えそうです
低い刃角度だったので
先端一分(約3mm)を角度28度ほどにしました
鋼は炭素鋼(玉鋼でしょうか)ですが
刃先は緻密で美しい研ぎ上がりです
7月に手に入れた古い鉋の台に収めることにし
台の「背馴染み」にメープルの薄板を貼り足し
なんとか収めました
試し削りとしてカール杢のメープル材を
削ってみましたが、切れ味は軽く
これでしたら仕事で使えるでしょう
深い逆目を完全に止めることは
一枚刃ではやや無理があります・・
21日に紹介した板バネ製の小刀の柄を
仕上げるため使ってみました
荒削りでも仕上げ削りでも
問題なく使え、永切れしてくれます
これくらいのことでは
刃先はほとんど変化ありません
2012年8月21日火曜日
板バネ小刀の研ぎ動画をUPしました
研ぎ動画をUPしました
以下はその画像です
最初に使っているのは
中砥の沼田・虎砥(粒度約#800)
次に使っているのは
同じく虎砥の粒度が細かいもの
約#1200
仕上げ研ぎの最初は中継ぎとして
京都・奥ノ門産の白巣板を使いました
これはつい先日手に入れたものです
奥ノ門産の仕上砥は
今ではほとんど見られなくなりました
最後に鏡面仕上げとして
これも先日福知山で手に入れた
京都・愛宕山産と思われる仕上砥を使いました
この小刀は板バネ材の無垢ですが
研いだ感じは無垢玉鋼の小刀とよく似ています
全体の様子
メープルを削ってみました
切れは軽く、強靭さもあります
しばらく仕事で使ってみることにします
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