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2020年4月21日火曜日

古墳出土剣の柄頭 そして朴の実

これは兵庫県姫路市にある
出土している剣ですが
(時代は5世紀)

柄頭を見て、おや
と思ってしまいました

これは古代ペルシャ
現在のイラン
ルリスタン州から
出土している剣の柄部分
これに似ているのです
時代は紀元前3000年頃


これは古代エジプトの
ガラス工芸品
 これにも似ている

これは日本の木
朴(ホオ)の木の実
これにも似ている

枯れた状態

これは古代メソポタミアの
レリーフですが
朴の実にも似ている
この実は何でしょうか




そして古代エジプトの
壁面にも


謎が謎を呼ぶ・・

また、この柄頭の
周囲に銀で象嵌されている
文様は隼人紋のように
見えます

これは広島の迫山古墳
から出土している
隼人紋が象嵌されている
鍔の側部分


また、これはここ
丹波篠山の隣
三田sanda市藍本の
出土している剣の鍔
この文様も隼人紋

同様の鍔が
ここ丹波篠山市の
沢の浦古墳からも
出土しているのです

この隼人紋も
兵庫県三田市にある
東仲古墳から出土した
剣の刀装具

隼人紋

2017年10月7日土曜日

山下陽子さんの絵

ウェブ上でたまたま目にした
山下陽子さんの版画
アンモナイトを二つ合わせたようなモチーフに
手持ちの自分で接着したアンモナイトを連想した

これですね・・

それからこれはドイツ在住の芸術家
八嶋美和子さんが描かれた絵

私が同じくらいの大きさのアンモナイトを
二つ接着しようと思い立ったのは
この形が隼人紋に似ているからなのだが
山下陽子さんと八嶋美和子さんが
何故このような形状のものを描かれたのか
興味が湧くところであります・・

山下陽子さんの絵には不思議な雰囲気があるので
画集でもないかな・・とネット検索したら
「アナムネシスの光芒へ」という
不思議なタイトルの画集が見つかったので
手に入れてみた・・

アナムネシスは魂の記憶の想起という意味らしいが
そういった概念を連想させる絵を描いている
15名の画家が紹介されている
ところが多くの絵がオドロオドロしく
もっと健康的でカラっとした絵が
あってもいいのでは・・と思ってしまった
そんな中で、これはいいなぁと感じたもは
瀬戸照Akiraさんと山下陽子さん

瀬戸照さんの絵
タイトルは「石」
自然のものをそのまま描いたものと思われるが
カラっとしていて好感が持てる

そして山下陽子さんの絵
幻想的でもオドロオドロしさがなく
さわやかで美しい
ルドン風の異次元を感じさせる雰囲気もある

こちらは山下陽子さんが挿画を描かれた
A・タルコフスキーの小説
映像作家が書いた小説ということもあるのか
読んでいると情景が鮮明に浮かんでくる
読み進める途中に現れる山下陽子さんの挿画がまた良い
登場人物の主人公は実在した人物で
1822年に亡くなっている
先般修復したディタル・ハープが作られた頃の人物でもあるので
感慨深いものがある・・


これは本を撮影していて
誤ってシャッターを押してしまい
写っていた室内
何だか幻想的・・?

2017年2月2日木曜日

三田市立図書館で古墳の出土物の展示


兵庫県三田市Sanda-cityにある市立図書館
市内の古墳から出土している
金属器の展示がなされています(2月5日まで)
三田市には600基ほどの古墳があるということで
今回の展示は6世紀頃の3ヶ所の古墳から出土した金属器が
保存処理を終えたのを機になされ
「よみがえるいにしえの副葬品」と題して公開されている
ここに紹介したのはその一部

これは冠などの装飾金具 

付けられている丸いものは
ガラスでしょうか・・


これは折れた直刀の元部分と鍔Tsuba



これは銀象嵌Zouganが施された刀装具


文様は隼人紋でしょうか・・参照 

これは鉄に鍍金Tokin(金メッキ)がなされたもの


鉄製の鏃Yajiri
惚れ惚れとする造形・・


左上は鉄釘らしい 

短めの直刀
茎Nakagoの穴も確認できる

馬具と鹿の角で刀装された刀子Tousu


大刀の飾り金具