2020年4月7日火曜日

2020年4月4日土曜日

端材オブジェ そしてユダヤ人埴輪


桑材の端材で作った
琳派風山水画オブジェ




さて、こちらは
1992年に発刊された
加治木義博・著
「誰が巨大古墳を
作ったのか」で
紹介されている画像ですが
ユダヤ人埴輪を
それとは気付かず
武内宿弥に
比定しているのは
興味深い
もっとも、武内宿弥も
日本に渡来してきた
秦氏という説もあるので
五十歩百歩かも
しれませんが

これは先般紹介した
田中英道氏の著書

これは明治時代に
発行された五円札
武内宿弥です

ユダヤ人埴輪と
同じような髭ですが
左右に分けられた
鬟(みずら)はありません

武内宿弥の像
これにも鬟はありませんね

2020年4月2日木曜日

琵琶の修復

筑前琵琶の撥の先端部の補修
長年使った撥 bachi は
先端が摩耗し
音に悪影響が及ぶため
摩耗した先端部だけ削り落とし
新しいツゲ材を接着します  



補修完了


こちらは柱 ji or ju を
新しく作り換えているところ


使った鋸はカマ挽鋸 kamabiki-noko

際鉋 kiwa-ganna で
形を整える


2020年4月1日水曜日

古代文字と砥石

昨日紹介した北欧神話大全
で紹介されていた
スウェーデンの
ビルカ遺跡で出土した砥石
ルーン文字が刻まれている
とだけ説明があり
読み方など解説されて
いないので
ちょっと調べてみました



ルーン文字は
ほぼ解読されていて
文字数も多くないので
判り易かった
左から読み、oaift と
いうところまでは
判明したが
この意味が分からない
神話でも砥石は貴重なもの
として登場しているので
所有者の名前が刻まれて
いるのかもしれません

因みに私は
今では手に入らない
貴重な砥石には
マジックペンで
落書きしている

こちらの石はレプチャ文字が刻まれている石の欠片
碑文の一部でしょうか
断片で文字数が少なく
上下左右も不明
どなたか判読してもらえませんか・・
おそらくこの向きで
文字の輪郭はこんな感じです
上の写真と実物は
やや違っていて
この図の方が実物に
近いですかね

おそらくこのチベットの
レプチャ文字だと思われる
のですが、以下のような
北方系インドの古代文字に
似ているものもあります

因みに1987年に
公開されたアニメ映画
「王立宇宙軍 
オネアミスの翼」で
使われていた文字も
この北方系インド文字を
参考に作られたものと
思われます