2016年1月28日木曜日

鳥取県産 因幡砥Inaba-toを試し研ぎ

鳥取県産の因幡砥を入手
さっそく試してみました

こちらのHPで紹介している(参照
昭和45年(1970年)に出版された
内田広顕著「刃物に関する諸材料」では
鳥取県産の砥石は三原砥と蓼野Tadeno砥
2点がが紹介されていますが
そのどちらかにあたるのでしょうか・・


以下はYouTube動画で使った順に
画像を紹介していきます
研いだ鉋は天水Takami銘・寸四
荒削り用の平鉋です

動画で最初に使ったのは
山梨県産の羽黒砥Haguro-to
粒度は約800




次に福島県産 会津砥Aizu-to
粒度は約1000


砥石自体の粒度は
上の羽黒砥よりも細かく
鋼の研ぎ傷も細かくなっているのですが
地鉄に付いている傷は粗さがあります
その分、研磨力が強い
ということなのでしょうか・・不思議です


そして福井県産の浄教寺砥
粒度は約1500




そして今回手に入れた因幡砥
粒度は約2000といったところでしょうか・・
これは通常の仕上砥のように
層状の粘板岩ではなく
三河名倉砥と同様の凝灰岩質です

研ぎ面の様子

研いでいる鉋刃は
研ぎ面が狭い二分(6mm)研ぎですが
密度のある石質の割にはよく反応します


研ぎ上がりも三河名倉砥(ボタン層あたり・・)
によく似ています
ですから、この因幡砥は
中砥ぎの最終段階で充分使えます

そして最後の仕上砥ぎには
京都中山産の合砥を使ってみました


仕上砥ぎとしてはやや粗めの研ぎ上がりですが
これで充分仕事で使えます



これから製作する特注小型モダン・タイプの
裏板に使うメープル材を
荒削りしてみました

軽い切れで、充分な研ぎ上がりです



刃先はほとんど変化がありません
天水鉋はたいへん優れています

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