これは京都府相楽郡の
原山というところで採集された
石だそうですが
砥石として採掘され
流通していたかどうかは不明
ただし、砥石としては使えます
一見、仕上げ砥石に見えますが
研いでみると研ぎ傷は
細かめの中砥といった感じです
右は同じ地域で採掘された
この図はこちらのHPで
紹介しているものですが
和漢三才図絵に掲載されている
砥石山の図です
昭和40年(1965年)に発行された
「日本の職人」では
「この山は山城国(京都府)と
丹波国 (京都府と兵庫県 ) の
境にある原山の砥石山
と思われる」と
述べられていいます
川田壽文氏の論文による
全国の砥石産地では
この地域、現在の京都府相楽郡
和束町では上に紹介した
青砥しか採掘されていないので
先に紹介した謎の石は
青砥になる途中の段階の
石なのでしょうか・・
24mm幅の薄ノミを
研いだ状態
研ぎ動画UPしました
そして、その鑿を研ぎ上げる際に
4種類の白巣板の
研ぎ比べをやってみました
動画UPしました
動画で最初に使ったのは
京都西の山、奥ノ門産
光を反射させて撮影
次に使った京都東の山
梅ヶ畑奥殿okudo産
そして京都の西の山
亀岡・丸尾山産
最後に使った
京都西の山、八木ノ嶋産
左から奥ノ門okunomon→
奥殿okudo→丸尾山maruoyama→
八木ノ嶋yaginoshima
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