本上野砥を手に入れたので
さっそく試し研ぎ(画像下左)
本上野kozuke砥は
江戸時代に採掘されていた時は
御蔵砥gozo-to、又は御用砥goyo-toとも
呼ばれていたそうです
上の画像上段の砥石は
南牧nanmoku産の砥沢虎砥
下段の右は本沼田砥
研ぎ動画UPしました
動画で最初に使った
砥沢虎砥の研ぎ跡
中砥としては粒度はやや荒めで
針気も多い研ぎ上がり
これまで群馬県産の中砥は
かなりの数を使ってみましたが
粒度は違っていても
ほとんどが
このような研ぎ上がりになります
次に使った本上野砥
針気はなく、地・刃ともに
緻密に砥ぎ上がります
これでしたら使う気になります
動画で最後に使った本沼田砥
粒度は細かめだが
研ぎ傷にムラがあり針気も多い
参考までに
左端は本上野砥→新上野砥→
兵庫県産本但馬砥(諸寄砥)
新上野砥と諸寄砥は
よく似ていて、判別は難しい
本上野砥で研いだ後
新田産白巣板と奥殿東産戸前で
仕上砥ぎ 動画UPしました
研いだ鉋は
古い会津鉋、初代・重道
3 件のコメント:
せみません。
実際に、本上野砥と新上野砥の違いは何ですか?
掘られた場所が違います。本上野砥は南牧村、新上野砥は中小坂で掘られていました。見た目も違いますね。
え~なるほど。
情報をありがとうございます。
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