前回の続きですが
中国遼寧省の出土物と日本のそれに
よく似たものがある例として
他に下に紹介したような帯金具があります
これは奈良県から出土している
古墳時代の帯金具ですが
画像は九州国立博物館HPから引用
同時代の遼寧省から出土している
バックル部分の形状・様式がほぼ同じです
バックル部分の形状・様式がほぼ同じです
帯金具について考察されている資料が
手許にあるはずなのですが
手許にあるはずなのですが
まだ見つかりませんので
見つかり次第紹介したいと思いますが
ここまで似ているものは
他の地域には見当たらないのです
それから、これらは
遼寧省の出土品ですが
右端の石剣や管玉
それから勾玉も日本から
ですから、遼寧省を含む朝鮮半島と日本は
桓檀古記(契丹文書)に記されているように
古代から深い繋がりがあったと
云えるのではないでしょうか
このことは、敷衍すれば
北部九州と朝鮮半島の伽耶(かや)や新羅が
同族であったことの可能性と
同じことなのかもしれません
(参照:四段目)
(参照:四段目)