ギター製作家の視点
撥弦楽器製作家・田中清人の仕事、 趣味に関するブログ
2011年4月11日月曜日
丹波篠山の桜
春はあけぼの やうやう白くなりゆく・・
近所の一本桜
ようやく八分咲きといったところでしょうか
このソメイヨシノは
香りもいいのです
遠くに先日紹介した
高城山
が望めます
辛夷
(こぶし)
の花が
さらに増えているようです
犬のテンも見えますね・・・
2011年4月9日土曜日
工房の様子 手ごわい材・・モアビ
三台製作中の小型箱型ハープの側板は
二台はウォルナット、そしてもう一台は
モアビを使うことにしたのですが
このモアビが手ごわいのです
美しい玉杢が入っているのですが
強烈な逆目で、おまけガンコなのです
それほど堅いものではなく
小刀やノミで削る分には問題ないのですが・・
なんとか逆目も止まり
仕上げることができました
立鉋は表面が荒れるので私は使いません
仕上鉋は粉末ハイス鋼の寸八
鉋身の仕込み勾配は九分(
参照
)
これは荒削りに使った燕鋼の鉋ですが
上の板(20cmx25cm)を1mmほど
削っただけで、ご覧のように刃先が白く摩耗し
切れが止まってしまいました
強靭な燕鋼がこれほどやられるとは・・
ですが、このモアビは見た目は美しいし
反応はほっこりとしていて
高音用の楽器には向いているような気がするのです
2011年4月6日水曜日
工房の様子 玉鋼の鉋
これは半年ほど前に手に入れた
玉鋼(和鋼)が使われた古い鉋です
寸六(身巾65mm)の一枚刃ですが
これがたいへん切れ味が良く
また削り肌が美しいのです
他に持っている玉鋼鉋の
どれよりも優れています
玉鋼の鉋は研ぐのが難しいとか
研ぎ過ぎてはいけない
とか言われているようですが
この鉋は普通に研いでも
何ら問題ありません
刃口がやや広すぎるので
これは補修したいところ
今日も硬いハードメープルを
削りましたが
使い込んで刃先が白くなっている
にもかかわらず切れは軽く
削り肌は美しく仕上りました
銘は堺仁でしょうか
この銘についてご存じの方は
ぜひご教示お願い致します
2011年4月4日月曜日
丹波篠山の春 高城山のタムシバの群生
工房から300mほどの川向こうに
高城山が望めます
この時期は山に群生している
タムシバ
の花が
一斉に咲きます
篠山は高原盆地で
この辺りは標高が300mほどあります
ですから、桜の開花は京阪神よりも
1週間ほど遅れます
早咲の桜がようやくほころび初めています
この桜は花が小さめで、葉もいっしょに
出ているので山桜の種類だと思われます
ソメイヨシノはまだまだ堅い蕾です
2011年4月2日土曜日
八重咲きの水仙
工房の裏に八重咲きの水仙が1本だけ
ポツリと咲いています
犬やネコ、そして私の通る
足元なので踏まないよう気を使います・・
これまで毎年頭を出していたのですが
花が咲くまでに犬やネコに踏まれ続け・・・
今年 やっと咲くことができました
犬やネコにとっては
花よりダンゴのようで・・
新しい投稿
前の投稿
ホーム
登録:
投稿 (Atom)