2013年1月3日木曜日

工房近くの山へ・・



昨日2日は近くの山へ行ってきました






サルノコシカケ発見




カマキリの卵


小さな滝 動画ご覧ください


2013年1月2日水曜日

優れた産地不明中砥でハイス全鋼鉋刃を研ぐ


YouTubeにUPした研ぎ動画の画像を紹介しておきます

まず使ったのは産地不明の中砥
硬めの石質ですが反応よく、研磨力もあります
この砥石は青砥のように粘板岩質で
積層になっているように見え
青砥と同様に研ぎ面は柾目になっています
内田広顕著「刃物に関する諸材料」の
砥石の産地に関する説明では、粘板岩の中砥としては
茨城県産の助川砥、大泉砥、栃木県の荒内砥
京都府相楽郡の下島砥(これは和束産青砥のことでしょうか)
それから京都府亀岡市の宮川砥(これは宮川産の青砥です)
亀岡市神前(こうざき)の目透(めすき)砥 
以上ですが、ここに紹介した中砥は
緑色がかってはいますが青砥ではないものと思われます
そうすると茨城県産の大泉砥の可能性が出てきます
ご存じの方はぜひご教示願います


緻密な石質で粒度は約#1500といった感じです



  


 こちらは通常の鉋刃を研いだもの(鋼は炭素鋼系)
ハイス全鋼もそうでしたが、粘りのある研ぎ感で
グイグイと刃物へ喰い付いてくる感じです
こういった中砥には初めてお目にかかりました






仕上げ研ぎの中継ぎとしては
先に紹介した日照山産戸前を使ってみました


こういった硬めの石質で研磨力があるものは
ハイス全鋼にはよく反応するのですが
この日照山産戸前も例外ではなく
心地よく研ぐことができます






 こちらは通常の鉋刃を研いだもの






 最終仕上げとして使った仕上砥は産地不明のもの
この砥石もたいへん優れた仕上砥で
刃物を選ばず、どんなものでも良く反応してくれます
これもゴムのような独特の研ぎ感があります


とくにハイス全鋼には異常に反応し
強い研磨力を発揮してくれます








 通常の鋼が鍛接された刃物もご覧のとうり




2013年1月1日火曜日

和束産青砥恐るべし ハイス全鋼鉋刃を研ぐ


YouTubeにUPした研ぎ動画の画像を
抜粋で紹介しておきます

和束産青砥でハイス全鋼鉋刃を研いでみたのですが
反応よく、強い研磨力を発揮してくれました
これには正直驚きました。粒度は約#1200








これは動画で試しに使ってみた丹波亀岡・岡花産青砥
通常の刃物には優れた力を発揮するこの中砥も
ハイス全鋼にはほとんど反応しませんでした




沼田・今戸虎砥は何とか反応してくれました
粒度は約#1200








これは以前紹介した新潟産改正砥・笠堀砥
粒度約#1500








そして奥ノ門産白巣板で仕上げましたが
この砥石もハイス全鋼には異常に良く反応します





以下省略します

丹波篠山 元日 元旦と夕日


丹波篠山

平成25年 2013年1月元旦 午前7時頃
もうじき日の出



西の天空にはまだ月が明るく輝いていました



午前8時の様子



動画UPしました



月はこの後10分ほどで西に沈みました






午後4時50分頃 元日の夕日が沈みました
動画UPしました


2012年12月30日日曜日

自作 仏頭


大掃除を終え、工房玄関も模様替え・・
めったに開けない抽斗を整理していたら
30年ほど前に彫った仏頭が出てきたので
このように置いてみました・・








昨夜は朧月夜でした