2019年8月4日日曜日

蝉の大合唱 そしてAmmonite

工房裏では
蝉の鳴き声がスゴイ
ニーニーゼミ、アブラゼミ
そしてクマゼミ
クマゼミが加わると迫力倍増
動画UPしました

そして入口付近に
毎年生えてくる蔓植物
今年も小さな花が咲いています


これは新たに加わった
パイライト(黄鉄鉱)化した
小さなアンモナイトの化石
小さいが存在感は大きい
動画UPしました

こちらは
付け足したアンモナイト







2019年8月2日金曜日

大阪アポヤン道フェスティバル

8月14日(水)
クラシックギターのイベントが
大阪府豊中市の
ローズ文化ホールで開催されます
午後1時から夜まで
長丁場のイベント
ギターの展示も併せて開催
私も新作を含め
自作ギターを三台展示します
ぜひご高覧願います!



2019年7月29日月曜日

琵琶の玄上 そして物干し竿のカエル

天野信景sadakageの
史料事典に興味深い事柄が・・
琵琶の名の玄上
順徳院琵琶合の13番目に
登場する琵琶の名器)は
藤原玄上(はるうら)に
由来するというもの
また史料事典では
玄上を「はるら」と
読んでいるのも興味深い
琵琶の玄上は絃上とも
玄象とも書かれ
「げんじょう」と読むもの
ばかりと思っていたが
玄上を「はるら」とする
説には驚いた
因みに、絃上は村上天皇の
御物とされ
玄象は仁明天皇の
御物とする説もあるが
これに藤原玄上が
加わったことになる・・
さらに付け加えると
天野信景が
藤原玄上を藤玄上と
書いているのも意味深で
藤原氏の略称である
藤氏(とう氏)の藤は
中国の唐のことでもある
ということは、天野信景は
藤原氏の祖、藤原鎌足(=中臣鎌足)の裏事情(白村江の戦いで
日本が敗れ、唐の将軍郭務悰が
日本に進駐、藤原鎌足を名乗った
という説)をも
知っていたのかもしれない

さて、こちらは
先日紹介した
ガチャポンのハトカー

青色だけでは寂しいので
色付けしてみた

こちらは
物干し竿に乗っている
アマガエル
物干し竿を回転させると
どうなるか・・動画

2019年7月27日土曜日

天野信景 塩尻百巻史料事典

徳川将軍綱吉の時代
宝永四年(1707年)10月14日の
大地震で静岡県に大津波が来襲
翌年11月23日
死火山と思われていた
富士山が噴火

これは江戸時代中頃から後期に
かけての尾張藩士であった
天野信景sadakageが書いた
「塩尻百巻史料事典」に
掲載されている図
他に興味深いものを
紹介しておきます
この書物は一応事典という
かたちをとっていますが
実は徳川幕府を批判する
反体制の書物
そういうことなので
尾張藩に迷惑がかからないよう
随筆風の雑学本の体をとり
幕府からの咎めを受けないように
取り繕いがなされています
そういうこともあってか
この原本が出版されたのも
信景没後50年後となっています

伊勢国第一の高峰
冠嶽kamagatake
現在の鎌ヶ岳

遠州(遠江tohtoumi国)
豊田郡月村の百姓
作十が所持している
古い鍬kuwaから
枝が出、花が咲いたという記録

ヤドカリは当時
蟹蜷(こうな)と呼ばれていた

その説明

伊勢の安濃郡にある
厳鶯山梅林寺の
貝石と呼ばれる景観と
木曽路和田峠名物の
星屑は甲州(山梨県)の
黒水晶なり
と説明されているものの
図と思われます
くずし字の説明は
右は「貝のから(殻)落ちたる
跡にて黒くして
みたき(見たき?)物なり」
左は「かかる類は一二にあらず」

名古屋城の南にある
真福寺(大須観音のことか)の
戯場の側で見せ物されていた珍獣
体長40cmほど
毛は黒く、目の上に少し
白毛がある
尾は猫に似ていて
長さは体と同じくらい
体に灰色の筋がある
酒を好み、盃を手に持って吸う
と説明がなされています

鞆決拾tomoekakeの図
現在の古語字典にも
載せられておらず
元禄時代でも難解とされていた
王朝言葉らしい

伊勢神宮の
唐ぶり密家宝塔だての
地鎮に使うインド式の神具

正徳四年(1714年)に
発見され殺された
とされる異獣

門立柱の図三種
門立柱は元々は鳥居で
図のように鳥居の形が
基本となっている

2019年7月26日金曜日

彫刻刀を仕上げ研ぎ そしてそれを使う


これから
マリアハープを仕上げていく

ロゼッタを嵌め込むところを加工
立て込みの後
嵌め込むところを
1mmほど彫り込むのだが
その前に彫刻刀を研ぐ
仕上げ研ぎ動画UPしました
その彫刻刀を使う動画

底の部分を
仕上げているところ

仮収め

出来上がり