2012年1月19日木曜日

バラ科の花梨とマメ科の花梨

今回製作する平家琵琶は
注文して下さった方から
実家に植えられていて枯れてしまった
紅花梨(カリン)の木をどこかに使ってほしいという
要望を受けていました

数本送ってもらったものは
太いものでも7cmほどしかなく
材として使えるかどうか心配でしたが


製材してみると内部は健全で
充分乾燥しているので琵琶の鶴首(ネック)
として何とか使えそうです
ところが、紅花梨と聞いていたのに
内部はカリン材とは思えず
どう見てもツゲ材です・・
何かの間違いではないかと確認してみましたが
花梨に間違いはないということでした
花梨材だったらこのように緻密な肌ではなく
導管がはっきりしていて色ももっと濃いはず・・
私は納得できません・・
結局、私の勉強不足・認識不足だったのですが
よくよく調べてみると
花梨にはバラ科のものとマメ科のものがあり
全く違う種類の木だということが分かったのです
送って頂いたものは、実をカリン酒などにする



今回平家琵琶の甲板(裏板)
として使う紅花梨材はマメ科の花梨だったのです


2 件のコメント:

源信正 さんのコメント...

なるほど
ジャックと豆の木なんですね。
お客様から送っていただいたバラ科のカリンは糸巻き?にはつかえないのですか?
それか、肌が美しいので、ケース内部の台座に使ってはいかがでしょう。
カリンの実は酒につけて咳止めにするしかないようで、かじってみても美味しくないので、いつも捨ててます。

kiyond さんのコメント...

そうですね・・
琵琶台の柱とか、いろいろ使えそうですね。
濃い色に染めて転手(糸巻き)にすることも考えてみます。
花梨の実は香りがいいのでカリン酒に向いているのでしょうね。