2011年5月26日木曜日

思わぬ展開 東大寺


24日、奈良国立博物館で開催されている
「誕生 中国文明」展に足を運びました
奈良はここから車で約2時間
数年ぶりに訪れました
博物館では然したる収穫はなかったのですが
天気もよかったので近辺を散策しました

東大寺も歩いてすぐなので
30数年ぶりに足を伸ばしました
ご覧のように龍のような雲が
出迎えてくれていました・・
前回訪れたときは昭和大修理の真っ最中で
殺伐とした雰囲気でしたが
今回訪れて、南大門や大仏殿の
スケールの大きさに改めて感動しました


大仏殿の連子格子から伺った大仏様


せっかくだから
東大寺の脇を固める神社にも
挨拶に伺いました
ここは手向山八幡宮


古代から天皇は宇佐八幡宮を
特別の存在としていたようですが
手向山八幡宮の由緒からもそのことが伺えます


この鳩の社紋は以前紹介したことがありますが
ここ丹波篠山にも同じ紋の神社があるのです


軒瓦は三つ巴紋ですね・・
前回紹介した、兵庫県三木市の天津神社
社紋も三つ巴でした


手向山神社の北隣には
上院の二月堂があります




ここの紋も三つ巴ですね・・


二月堂から望む大仏殿


ここは東大寺の南西
奈良国立博物館の北西隣りに
鎮座する氷室(ひむろ)神社



この神社は祭礼の際に舞楽祭が
奉納されるということで
このように拝殿は舞殿を兼ねています


ここも軒瓦は三つ巴です
赤い鳥居の神社ですからね・・


 さて、国立博物館での収穫の一つに
これがありました
巴紋が見られます
これは河南省鹿邑県から出土している
紀元前10世紀頃の玉器です
高さ約10cm

2 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

玉器とは・・・
昔昔はこのような宝石が地表にあったんでしょうね。
ヒッタイトのあったアラブの地表では今でも金属探知機で金の粒(自然金)を探していました。
鹿児島等日本の金山では水晶の下に金が眠っているのが普通なのですが、造山活動や川の氾濫等で大量の土砂が流れてきたのでしょう。
砥石砥石と念を送っていたら、素敵な砥石が4枚手に入りました。
キヨンドさんなら直ぐにこれは何々とわかるのでしょうが、私はお刀に一つ一つ当てて合うか合わないかを調べるしかありません。選択の範囲が広がるのは嬉しいことです。

       源 信正

楽器製作家 田中清人 さんのコメント...

砥石との出会いよかったですね。
砥石はやはり刃物をあててみなければ分かりませんね。