2013年5月14日火曜日

千代鶴是秀作藤四郎銘寸四追入ノミを研ぐ


播州・日原大工の棟梁が使っていた
千代鶴是秀作と思われる
藤四郎銘・寸四追入ノミを研ぎ上げました






裏の画像向かって左の刃先
もう一息で角が決まりますが
これ以上攻めないことにしました


最終仕上げは丹波亀岡・一本松産戸前を使いました


刃先がやや荒れていますが
これは研ぎ方に問題があるのかもしれません
今後の課題としておきます


この組鑿の中では最も幅の広いものです
下の物差しは尺貫法のもので、刃幅は一寸四分あります


因みに寸八鉋は身幅は約7cmですが


削る幅が一寸八分(約5,4cm)あるので
寸八鉋といいます(参照下さい



0 件のコメント: