製作中の2台の19世紀ギター
右はウィーン・タイプ、弦長600mm
左の二つはラプレヴォット・タイプの響板と裏板、弦長630mm
Laprevotteタイプの裏板の膨らみを四方反り鉋で仕上げているところ
この後、スクレーパーで四方反り鉋の削り痕を消し
サンドペーパー#150で仕上げます
同様に仕上げた内側と使った四方反り鉋
膨らみ具合はLaprevotteオリジナルの1830年代頃に近いものにしました
接着の様子
参考までに、これは1820年代のオリジナル、弦長650mm
これは1830年代、弦長600mm
これは1839年作、弦長640mm
2 件のコメント:
明日は湿度も高くニス塗りにはあまりよくない天候になりそうですね。
楽器の色調ついてご教授ください。
今回の1800年代のギターは色調が濃いようにみえます。
これは、どのような事象なのでしょうか?
・当時のはやりの木材色調、あるいはニスの色
・木材が年代を経て濃くなった。
???ニスは年代を経ると濃くなるのでしょうか?
1830年代の2台は横・裏の色はニスの色です。
表は3台とも色付けは為されておらず、
色は経年による変色です。
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