製作中の19世紀ギター
ラプレヴォット•タイプ
響板の力木接着
音作り完了
メープル裏板の
接着面を整える
鉋がけ
鉋は昔の金井芳蔵銘
たいへん優れていて
メープル材の深い杢の逆目も
完全に止まっている
これは玉璧
硬度7ほどの硬い石を
このように加工するのは
大変だと思うが
よくぞやってくれた
江戸時代の小話から「大石」
うらだなへ引こしてきた
らう人(浪人)、せたいどうぐは、
さっぱりとなく、ひとつ
へっつい(かまど•竈)と
めしたくほうろく一ツばかり。
みまいにくるものへ、
何もないを、
きついみそ(自慢顔•ドヤ顔)
「そうたい武士たるもの、
いるい しょどうぐ
もたぬものでござる。
つね じゅう(重)すぎると、
さあいくといふ時、
身がうんでこまる。
そこでわれらなど、
何ももたぬのです」
「それは聞へましたが、
この上り口の大石は
ふみいしとも見へませぬ、
何でござります」
「それか、それはさむい時
もちあげるのじゃ」
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