今では幻の鉋となりつつある
金井芳雄作の寸八鉋を
運良く手に入れることができました
鉋身を自分好みに研ぎ上げ
台の仕込みを大まかに仕上げただけで
このように軽く薄削りができました
削った板はパサパサのスプルースで
薄削りにはあまり向いていないのですが・・
鋼haganeは安来鋼の青紙系と思われますが
青紙系の鋼の鉋は他にも優れたものを
持っていますが、これには及びません・・
持っていますが、これには及びません・・
初代金井芳蔵のものほど
永切れはしませんが
仕事では充分使えます
パサパサのスプルース材が
このように美しい艶に仕上がりました
このように美しい艶に仕上がりました
刃の研ぎ角度は
自分好みに変えました(約28度)
参考までに、この鉋は
35年間惜しみながら大切に使ってきた
三代目・千代鶴 落合宇一作の寸八です
台は名古屋の青山鉋さんに
打ってもらいました
最終仕上げ用として
使っているものです
2mmほどの薄い板を削るので
刃の両側は多めに研ぎ落としています
使っているものです
2mmほどの薄い板を削るので
刃の両側は多めに研ぎ落としています
切れ味、削り肌の艶
共に金井鉋と甲乙付け難し
といったところです
そしてこれは光弘銘の寸八です
鋼は炭素鋼系ですが
この鉋も素晴らしい切れ味です
金井鉋といい勝負か・・
他に、今めきめきと頭角を現して
いる石社ishikoso氏作の鉋もありますが
今は訳あって知人の所へ行っています
戻ってきましたら
これも紹介したいと思います