2025年6月27日金曜日

長勝窓鋸 そしてギター製作

 

新たに手に入れた長勝窓鋸
八寸(刃渡り約24cm)
縦挽き、横挽きどちらも対応
試し挽き動画ご覧ください




銘は伊ノ助
中屋伊之助か・・

仕事で使う
ポルトガルギター響板力木
縦曲線挽き


そして接着


梅雨時でも工房内の湿度は
こんな感じ
接着作業時はとくに
気を遣っている



裏板


こちらは19世紀ギター
特注ラコートタイプ

ベンディングアイロンで
曲げているところ

2025年6月23日月曜日

音立日子氏公演



独創的な音楽を創り出している
音立日子Ototachihiko氏の公演
大阪天王寺にある
光傳寺で行われます
7月12日(土)18:00開演
お近くの方ぜひ! 
拙作の特注ビウエラも登場予定


 

2025年6月21日土曜日

響板スプルース、裏板メープル鉋がけ

 

ポルトガルギター響板の鉋がけ
天國弘寸二鉋で荒削り
12年ほど寝かせた
ドイツスプルース
荒削り動画ご覧ください
材質ほポルトガルギターに
向いていそうなものを選んだ


仕上げ削りは
三代目千代鶴三水銘寸八


裏板のローズウッド




こちらは特注
ラコートタイプの響板

40年ほど寝かせた
ドイツスプルース
紫外線で内部まで変色している

ラコートタイプの裏板メープル

荒削りはスプルースと同じ
古い天國弘銘寸二鉋



仕上げ削りは
古い初弘銘寸八鉋




深い逆目も完全に
止まっている

2025年6月20日金曜日

ポルトガルギター製作 そして焼物補修


製作中のポルトガルギター
ネック角度の設定





そして響板と裏板を準備



こちらは古い焼物のタヌキ

足が1カ所欠けていたので
エポキシパテで補修

アクリル絵具で茶色
着物の襟に銀箔を貼ってみた


これも欠けを補修した
土師器 hajiki
色と質感が似ている
木工用パテを使ってみた
乾くと硬さも充分あり
何ら問題なし