2024年12月22日日曜日

縦縞模様のアンモナイト

 

縦縞模様のアンモナイト


別の種類で縦縞模様の
アンモナイトで縫合線の様子も
観察できる化石を発見
これを観察すると
縞は表面だけで縫合線は
他のアンモナイトとほぼ同じ
ということが判明
縫合線の形状はアンモナイトの
種類でほぼ決まっている
ともされているので
今回手に入れた種類のものは
どれも同じ縫合線と思われる

隔壁の形状も
通常のアンモナイトとほぼ同じ

反対面の様子
縫合線が確認できる

縫合線は表面の模様とは
関係なく独立して存在している

同じ種類の別の化石

横縞で肋があるアンモナイトも
縫合線は表面とは関係なく
存在している



パイライト化した
細い肋と模様がある種類も
同様であることが分かる


これも同様


その他、いろいろの縫合線の
アンモナイト化石

これは肋がある肉まん


2024年12月19日木曜日

ベレロフォン化石とアンモナイト

7年ほど前に
化石ショップで不明化石として
手に入れたもの
アンモナイトと
思い込んでいたが
ベレロフォンという
ペルム紀の巻き貝の化石
ということが判明
しかし正面断面が
左右対称という特徴から
現在では腹足類ではなく
単板類とする説が
有力視されているらしい





 
下は同様の形状の
アンモナイト化石
縫合線が確認できる

インドネシア産
ジョアンニテス
Joannites



画像右は別のベレロフォン化石



反対面は磨かれているので
観察しやすい

右下はもう一つの
ベレロフォン化石
こちらは正面の断面

側断面の様子
下の左はオウムガイ
右はアンモナイト
ベレロフォンは貝類とも
されているので
殻の内部はアンモナイトの
ような隔壁や気房がない

アンモナイトの隔壁構造
複雑で表面に縫合線が表れる


オウムガイの隔壁は
ツルンとしていて単純

右はオウムガイの化石
表面には隔壁の線だけが
表れている

このような
ベレロフォン化石もある
(ウェブサイトから拝借)



ベレロフォンの生体想像図

2024年12月14日土曜日

石の採集人「石採」様訪問


今日は知人の紹介で
隣の加東市にある
とある別荘地に足を運んだ

入口にはこんなものが
無造作に置いてある

左の御方は「石採」こと井上勲様

頂いた名刺の一部
約40年間、趣味で
全国各地を巡り
石を採集されたということで
この別荘には
そのほんの一部が
置いてあるそうだ

自ら採集した石の他にも
購入されたものも
所狭しといった感じで
あちこちに置かれている
これはその一つで
ウミユリの化石らしい
背後の木は南米産の
イペというデッキ材
非常に堅く重い

不思議な世界が広がっている

桐の木肌の模様と
何となく似ている気もする

手許にある模様が似ている石


そしてこれも
自然は不思議





2024年12月13日金曜日

クリスマスカード そしてユリの立枯れ

クリスマスカード

今年のユリの立枯れ

素晴らしい造形に
何度見てもドキリとする







ペグを作る際にも
参考にさせてもらっている