ギター製作家の視点
撥弦楽器製作家・田中清人の仕事、 趣味に関するブログ
2015年12月14日月曜日
ラプレヴォット・タイプを弾く金谷氏 そして特注マンドラの製作状況
一昨日行われた金谷幸三氏のコンサートから
F.タレガの曲がYouTubeにUPされましたので紹介しておきます
弾いているギターは
Suzuki音律
の
ラプレヴォット・タイプ
以下、マンドラの製作工程
ヘッドのスクロール
荒彫りを終えた状態
糸倉を仕上げていく
ヘッド部分の出来上がり
ネック部分を加工し
接着の準備
このように接着します
接着完了
2015年12月12日土曜日
工房の様子 特注マンドラの作業状況
響板の接着
ヘッドの加工
ヘッドはヴァイオリンのようなスクロールに
して欲しいという要望があったので
このようにしました
マンドラは撥弦楽器でしかも機械糸巻きなので
ヘッドのスクロールはあまり重くしたくない
よって、ヴァイオリンと同じ形状にはせず
ポルトガル・ギターのリスボン・タイプのような感じにする予定
これは以前製作したリスボン・タイプの
ポルトガル・ギター
荒彫り完了
この後、贅肉を削り取り
出来るだけ軽くする
2015年12月7日月曜日
マリア味記子さん CD発売記念コンサート 無事終了しました
12月5日に行われた
マリア味記子
さんのCD「
ペガサスの伝説
」
Amazon
でも視聴できます
発売記念コンサートの様子
会場のレストラン
サンベルジュメゾン
リハーサルの様子
アコースティック・ギターは
クボタアツシ
氏
アコーディオンは
鍵盤楽器パフォーマーとして活躍中の
渡辺邦孝
氏
コンサートの様子
マリアハープとギターの二重奏曲
「迷いの森」を演奏中
(作曲:マリア味記子 編曲:田中清人)
コンサート後のくつろぎのひと時
2015年12月6日日曜日
工房の様子 マンドラ製作状況
製作中の特注マンドラ
作業進行状況
背面部のリブの接着を終え
下部ブロックの加工
贅肉は楽器にとって大敵です・・
この作業では生反り小刀が大活躍
場合によっては左手も使う
使った道具たち
2015年12月3日木曜日
イベントの紹介 ギターの非日常
2016年2月6日の予定ですが
大阪のザ・フェニックスホールで
ギタリスト、
金谷幸三
氏、
稲川雅之
氏のコンサートが行われます
今回は特別ゲストとしてフランスから
Caroline Delume
さんが参加されることが決定
キャロリーヌ・ドゥリュームさんは
日本ではほとんど知られていませんが
(約30年前、金谷氏が留学中の様子)
金谷氏がフランス留学中は二重奏を組んだり
お互いの音楽性を認め合った数少ない友人だったそうです
現在はパリ国立音楽院CNSMPで
初見(デシフラージュ)のクラスで教鞭を取っていて
現代音楽のスペシャリストでもあり
テオルボ奏者として古楽の造詣も深い方だそうです
このコンサートでは拙作の
ラプレヴォット・タイプ
2台(Suzuki音律)を使って
バッハの曲が演奏される予定です
乞うご期待!
それに先だち、2月3日には
和歌山にあるカフェ
ピノテラス
で
二人によるコンサートが行われます
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