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2024年5月26日日曜日

レッドギターフレット設定 平家琵琶撥作り

 

製作中の特注ギター
19世紀ギターLacoteタイプ
レッドギター 弦長630mm

フレットを打ち込んでいく

こちらは平家琵琶の撥bachi
材はツゲ



厚み0.3mmの改造鋸



糸鋸で挽く



出来上がり


2022年10月24日月曜日

清盛塚 平家琵琶






神戸にある
清盛塚と琵琶塚




太宰府宮小路康文書
と刻まれている




そして腕塚町にある
万代山大日寺で
行われた平家語りの会



2022年10月1日土曜日

演奏会の案内


福島県での公演


ドイツ在住のヴァイオリニスト
八嶋博人氏と八嶋美和子さんが
一時帰国され
演奏会が企画されています
ヴィオラ奏者でもある
美和子さんは絵も描かれ
作曲もされます
今回はその一部が披露されます
YouTubeにUPしている
ご覧頂けます


宮城県仙台市で行われる
コンサート


こちらは山梨県で行われる
コンサート

こちらは昨年製作した
平家琵琶が使われる
平家琵琶演奏奉納会

2022年1月17日月曜日

餓鬼草紙に描かれた琵琶


平安時代末から鎌倉時代に
かけて描かれたとされる
琵琶を弾いているところ
も描かれています

かなり忠実に描かれていて
撥は正倉院に
同様の形で
右手の構え方も
現在とは違って
手首を弛めて下から
絃を弾いている
感じを受けます
これは平安時代に
描かれた他の
琵琶を弾いている絵に
共通したものがあるので
当時の弾き方の
特徴だったのかもしれません

こちらは1982年(昭和57年)に
出版された「新猿楽記・雲州消息」引用された餓鬼草紙の絵
その版下絵と原画との微妙な
違いが興味深い

琵琶を弾いている男の肩に
描かれている餓鬼の霊が
版下絵では餓鬼とは
分からないところは時代を
反映しているのか・・

これは室町時代以降に
描かれたとされる
百鬼夜行絵巻の琵琶妖怪

江戸時代頃に描かれた
職人絵から琵琶法師
楽器や撥は忠実に
描かれれいて
撥面に月が付けられていたり
平家琵琶の特徴が
よく表現されている

2021年9月22日水曜日

平家琵琶 タモ材腹板仕上げ


製作中の平家琵琶
腹板(響板)の膨らみを
片手釿Chonaで荒彫り

その後
叩き彫刻鑿と


手彫り鑿Nomiで整え




四方反り鉋で中仕上げ



反り鉋で最終仕上げ



表面は鉋がけのままで
仕上げとする


内側の彫りにかかる
厚みを決めていく


腹板の内側は
ノミ痕を残したままで
仕上がりとする
この後、二ヶ所の半月
そして陰月(サウンドホール)
を開けて出来上がり