ポルトガルギター修復完了

 
修復中のヴィンテージ
ポルトガルギターPedro Gracio
出来上がりました
YouTube動画ＵＰしました

所有者・月本一史氏による音出しと解説

以下、これまでブログに
ＵＰしていなかった画像を
紹介しておきます

それ以前にブログにＵＰした

画像はこちら

ライニングを曲げる

接着

そして響板を接着

欠落した縁飾りを作る

出来上がり

そして接着補修

指板を接着

1.5mm厚の板フレットを

作っているところ

ポルトガルギターの修復

 

これは上から眺めた

海岸の写真

そしてこちらは

10cmほどの大きさの

石の模様

上の海岸の写真に

似ているのが不思議

これは今回

初めて使うニス

日本リノキシンから

発売されている

アルコールニス

Spirit Varnish 

シェラックをベースに

コーパルとリノキシンが

加えられているもの

刷毛塗りだけで

仕上げた状態

リノキシンが

加えられているためか

刷毛の伸展性がよく

塗膜の肉持ちもよい

修復中のヴィンテージ

ポルトガルギター

ヴィンテージ・ギターの修復状況

修復中のポルトガルギター

響板サウンドホールの歪み

裏側

 
補修後

補強材を接着

豆鉋は古い会津鉋

重高

裏板のライニングを

もう少し厚くしたいので

作っていく

材は軽めの桂材

ベンディング・アイロンで

曲げる

この部分に接着する

次に、ネックとボディの

接合部分のホゾ穴とホゾに

大きな隙間があるので

埋木をして補強

出来上がり

こちらは

フレッティングを修正する

クラシックギター

ますフレット溝に

埋め木をするため

黒檀の薄板を作る

このように埋める

埋木を終えた状態

修正したフレット位置を

挽いていく

溝挽き完了

フレット打ち込み完了

フレットは真鍮製