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2024年6月24日月曜日

万華鏡アジサイ 丸尽文様

万華鏡アジサイが
だいぶ色付いた
 


江戸時代中頃の戯作者
山東京伝santoh kyodenの随筆に
掲載されている丸尽文様雛形
説明は 丸尽文様雛形二種
寛文六年印本 新撰雛形に載る所
瓢水子浅井了意ノ序アリ
図中の説明 ぢあかべに(地赤紅) 
えと(干支)のまるにひだりまき

説明 同書載る所 
右は阜圍(うちした?)と此の雛形と
符合せるをもて そのかみの流行を
しるべし。天和、貞享の比(ころ)の
印本「女重宝記」といふ物の一の巻に
「友禅染の丸づくし 云々」とあり
これも一證(しょう)とすべし
図中の説明 ぢくろべに(地黒紅) 
大小のまるにかうし(格子)

江戸時代の着物


内部に貼る予定の友禅和紙

2024年6月23日日曜日

作品いろいろ ベビーアマガエル

 

細長いもの二態

工房のアジサイの花に
ベビーアマガエルがいっぱい

先日作った螺髪rahotsuの
素材で珊瑚の飾り台を作った

古い木の塊を眺めていたら
チラと仏様が見えたので
急いで輪郭にノミを入れた

こちらは落書き
古本で手に入れた美術関連の
見開きに白い絵の具がポツポツと
あったので、そこに落書き

その本は画家、島田章三氏の画集
そのなかから
楽器と動物が描かれた作品を紹介






2024年6月21日金曜日

工房の花々 外丸鑿

 

アサガオ初めての色



額アジサイ

万華鏡アジサイ

蜘蛛の巣

工房の様子
研ぎ上げた外丸鑿

使った天然砥石
手前左から中砥∶栃木県産深沢砥
中砥∶福島県産黒媛山青砥
右端は仕上砥∶丸尾山産内曇




黒檀ブリッジの加工

2024年6月10日月曜日

端材オブジェ そして大きなカタバミ


18世紀マンドリンの型の挽き落とし
端材で仏像の光背を作った


こちらは富士山

富士山の下にナマズが居る図

そして大きなカタバミの葉

ライオンもびっくり

こちらは漫画家つげ義春氏が描いたセミ

蓮の花


カエル

2024年6月9日日曜日

早くも朝顔咲く


工房裏でアサガオが咲いていた


アジサイはまだまだ

ポポーの花はまだ咲いている

実は少しずつ大きくなっている

八重咲きのドクダミ


2024年5月30日木曜日

大仏の眼と螺髪 そして柊材


江戸時代初めの大仏修復の際に
作られた東大寺大仏の螺髪rahotsu
高さ22cm、径24.6cm
惚れ惚れする造形

これは大仏注文書の図から左目
原図は鎌倉時代のものとされ
おそらく鎌倉大仏のものではないか
とされている
この図は昭和8年に写されたもの

仏丿カ子ハ眼ヨリ出ルニ
仍尺ヲ是ニ注ス
黒丿内ニ有仏 深秘大事也
小刀サキニテ少ニホソク作ル
扨スミナラハ同スミニテツクル
開眼沙汰秘スベシ 舎那尊分也 
一丈六尺(約4.9m)丿仏ニモ無之

それから、たまたま今読んでいる
「つりたくにこ」さんの漫画の一コマに
同じような目があった
驚き・・

これは補修で預かっていた
薩摩琵琶の撥bachi
この材質を教えてほしいと
要望があったのだが
初めて目にするので皆目見当がつかない
こういったことは専門家に 
ということで
お世話になっている大五木材の 
高橋さんに尋ねてみた
お忙しいところいろいろと
調べてくださって、薩摩琵琶の撥には
ツゲ材とヒイラギ材が
使われているようなので
ヒイラギではないかということでした
手許にある木材図鑑を見てみたら
ありました

柊・ヒイラギといえば生垣に植えてある
細いものしか見たことがないので
まさか薩摩琵琶の撥が作れるような
太いものもがあるとは・・
知らなかった