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2021年10月14日木曜日

平家琵琶出来上がり


この替刃式両刃鋸は
たいへん優れているのですが
柄の握り部分が
ネチっとした
軟質プラスチックなので
どうしても我慢ならない

ということで
使わなくなった
木の柄を改造して

さっそく使ってみた
これで心地よく使える

挽いたのは
平家琵琶の柱juを
作るためのツゲ材



鉋は古い会津鉋、重輝

この鋸は樹脂用

縦挽きにも威力を
発揮してくれる優れもの

こちらは
組子用の精密胴付鋸


そして出来上がり



2021年10月11日月曜日

平家琵琶製作 撥面と落帯を接着 そして転手


製作中の平家琵琶
撥面と落帯rakutaiを接着


撥面の絵は注文主様が
太鼓の革に絵付けをする
専門家に描いてもらった
ということです

霊鷲山の天空に聳える
宮殿で説法している釈迦に
宝珠を捧げる図


同様の絵は
平安時代に描かれた
平家納経にも見られます

落帯

そして
転手(糸巻き)の加工




2021年10月9日土曜日

平家琵琶 腹板出来上がり

 

製作中の平家琵琶
腹板が出来上がりました
裏側には注文主様による
揮毫がしたためられ
堰seki(補強材)の
魂柱部分には仏舎利を
固定しています




そして
腹板と甲板を接着



陰月から甲板裏の
書き付けが見える

次に鶴首と

覆手fukujuを接着




2021年10月1日金曜日

平家琵琶 鶴首と海老尾を継ぐ


出来上がった海老尾
この部分に
鶴首を収める

鶴首の接合部の加工


仮収め

このように接着する





2021年9月29日水曜日

平家琵琶製作 白檀材で海老尾を作る

かなり古い白檀材
海老尾を作るには
ギリギリの大きさで
芯持ちなので

墨付け材取りに
苦労したが


何とか芯を
外すことができた
以下、加工の様子





出来上がり




尾の裏は
鑿痕を残したままで
仕上げとする