2024年2月28日水曜日

不安定な丁子皿に鹿の角を付ける


丁子をモチーフにした皿

30年ほど前に作った
足のオブジェに似ているので
ついついゲット

ところが

脚のポッチが三つしかなく
すぐにコテリと傾いてしまうので

鹿の角で脚を作り接着
これで安定しました
サモトラケのニケもびっくり



ガチャポンのアズマヒキガエルも
感心した様子
このカエルのガチャは
普通に置くとかなり不安定

なので、このように
何かにもたれかからせる
必要がある



こちらは脱力の見本


2024年2月27日火曜日

本の紹介 そしてすごいデコポン

これまでにない画期的な本
皆様、ぜひ!

幸田文KoudaAya氏の随筆集「木」
のなかに「材のいのち」
というものがある
奈良斑鳩ikarugaの薬師寺西塔が
再建されていた頃、幸田文氏が
その取材をしていた関係で宮大工の
西岡一家(父楢光naramitsu、
長男常一tsunekazu、次男楢二郎)と
親しくなり、木についての
様々な話を聞いたそうだ
常一氏は後に木に関する本を
出されていて、若い頃それを読んだ
記憶があるが、木は木材として使うため
伐られると樹木としての命は終わるが
材として生まれ代わり
1000年生きてきた木は材としても
1000年の寿命があるとも書かれていた
幸田文氏の「木」では楢二郎氏が
材として死んだ木を見せてくれた話が
書かれている。檜と杉と松の死んだ材を
見せてくれたそうだが
素人でもひと目みて
「これは全く寿命の限りをいきつくして
然し、はっきり檜は檜、杉は杉の
面影を残して終わっている、
とうなずけた。生きて役立っていた時の
張りや力をすっかり消して
その代わりに気易げに なんのこだわりもなく鎮まっているので
自然の寿命が尽きるというのは
こういう安息の雰囲気を
かもすものだろうかと思った。」




そして、凄い存在感のデコポン

手許にあるアンモナイト化石に
よく似ていないか・・

自然は不思議

2024年2月26日月曜日

明恵上人が夢記に描いた絵

明恵上人の夢記には
自身による絵が描かれています
以下、それを全て紹介しておきます
上の絵は毘盧舎那像

その日記の文は
「一、同十一月三日申尅寄懸案眠入夢、
見三昧観時ヒル(毘盧)舎那像、
其像左右覆耳天衣中程ヨリ
貫黄珠為荘云々、非障子光、
覆耳ノ天衣ノ半ヨリ懸レル玉玉也」

ある年(承元三年・1209年以前
とされている)3月18日の日記
一同三月十八日夜夢材木ヲ三枚ヒキテ
深河ヲ渡了河フカケレトモ
杖ニスカリテ過了
一ノ材木ヲヲトシタレトモ又取り具了
一去年冬比夢云成弁堂ヲ
ツクラムカタメニ
杣山へ高尾ノ御房達ヲ
イクラトモナク
イケマイラス成
弁食物共ヲ々ロス云々

建保kenpoh六年(1218年)



咲はなもすかたもおなし
ことはりにおりいれてみよ
人のこころを

建暦二年(1212 年)の
11月19日の日記
夢に云はく、我が前に屏風有り
自づから絵を書く
図の如し

手許にある鑑賞石の模様に
似ているか・・


上の絵の日記

この絵の日記文
成弁之前有一薔kaki
其墻形ノタケノ如ナル小竹ノ
ナマシキカ葉シケレルヲ以テ
ウツクシク整并テ土居ニ
大ナル檜木ヲヱリテ之ヲ立タリ
其腰又以檜木挟之
其図





京都高尾山の図



2024年2月24日土曜日

重利銘十能鑿を仕事で使う



古い会津刃物、重利銘十能鑿を
仕事で使ってみました



これは重清銘

こちらは重輝銘


刃先が斜めになっているので
木口削りに威力を発揮してくれます