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2024年9月15日日曜日

縄文土器の渦 石いろいろ

 

縄文土器の渦と
アンモナイト化石
ヴァイオリンのヘッドと
アンモナイト化石



これは小さな欠片だが
メノウの一種らしい

ブローチとして付けてみた

市販されていた
糸魚川産翡翠
機械磨きでピカピカに
仕上げられたものは
好きではないので

自分で磨きなおすことにした
ついでに穴を開け
先端に刃を付けてみた


電着ダイヤモンド砥石
150番で削った状態
繊維状組織が確認できる

2024年9月5日木曜日

アンモナイトの形状

 

アンモナイトの形状は
このように
ボールのように丸いものから




イカ墨煎餅のように
薄いものがある



厚みは5mm前後
化石化するときに
圧力で元の形状よりも
薄くなっていると思いますが
側の様子を観察すると
それほど潰れていない
感じも受ける

そして
アンモナイトの隔壁を作る
縫合線の形状で

おおまかにこのように
3種類に分けられている

アンモナイトが登場した
約4億年前からの
単純な縫合線の
ゴニアタイト型

約3億年前からのの
セラタイト型
やや縫合線が複雑になっている

そしておよそ2億年前から
絶滅する6500万年までに
生息していたとされる
複雑な縫合線の
アンモナイト型
自然は不思議

2024年8月31日土曜日

アンモナイト内部構造 結晶


もうずいぶん前のこと
状態のよいアンモナイト化石を
うっかり落としてしまった 冷や汗ものだったが幸運にも
パカリときれいに割れていて
内部の細かい結晶の
ビロードのような美しさに
思わず見惚れてしまった
不幸中の幸い




これは別の化石だが
パイライト化したアンモナイトを
カットしたもの
左の白線が動画のアンモナイトの
割れたところと
ほぼ同じ位置を示している
気房と気房は隔壁で
仕切られている

反対面の様子
左はアンモナイトの表面の
外側が剥がれ、殻を作っている
縫合線が現れている
右は表面も一緒に
化石化している

この化石は
全体を外側から削り込み
内部構造が現れた状態まで
加工されている
よくぞやってくれた

2024年8月29日木曜日

自然の造形物


お怒りの金剛力士様
ま、ま、ま、

ビールでも・・

これは落雷の名残
サハラ砂漠で採集されたとされるフルグライト
閃電岩あるいは雷管石とも
呼ばれ、砂漠に落雷した際に
1秒以内の短時間でできるらし
長さ約10cm




大きなアンモナイトに
小さなアンモナイトが
重なった状態の化石
アンモナイトのオスはメスに比べ
これ位の比率の大きさ
とされていて、大きい方がメス
これはオスとメスだろうか・・


オンブバッタといっしょ

こちらは三角関係か・・

2024年7月28日日曜日

18世紀マンドリン 背面リブのスキャロップ加工

 

製作中の18世紀マンドリン
背面リブのスキャロップ加工
豆四方反り鉋削り



豆鉋が及ばないところは
内丸彫刻刀を使う

晴れるや工房作品
石に描かれた猫
素晴らしい!



ポポーの実にアマガエル

葉には空蝉utsusemi
蝉の脱け殻

2024年2月27日火曜日

本の紹介 そしてすごいデコポン

これまでにない画期的な本
皆様、ぜひ!

幸田文KoudaAya氏の随筆集「木」
のなかに「材のいのち」
というものがある
奈良斑鳩ikarugaの薬師寺西塔が
再建されていた頃、幸田文氏が
その取材をしていた関係で宮大工の
西岡一家(父楢光naramitsu、
長男常一tsunekazu、次男楢二郎)と
親しくなり、木についての
様々な話を聞いたそうだ
常一氏は後に木に関する本を
出されていて、若い頃それを読んだ
記憶があるが、木は木材として使うため
伐られると樹木としての命は終わるが
材として生まれ代わり
1000年生きてきた木は材としても
1000年の寿命があるとも書かれていた
幸田文氏の「木」では楢二郎氏が
材として死んだ木を見せてくれた話が
書かれている。檜と杉と松の死んだ材を
見せてくれたそうだが
素人でもひと目みて
「これは全く寿命の限りをいきつくして
然し、はっきり檜は檜、杉は杉の
面影を残して終わっている、
とうなずけた。生きて役立っていた時の
張りや力をすっかり消して
その代わりに気易げに なんのこだわりもなく鎮まっているので
自然の寿命が尽きるというのは
こういう安息の雰囲気を
かもすものだろうかと思った。」




そして、凄い存在感のデコポン

手許にあるアンモナイト化石に
よく似ていないか・・

自然は不思議