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2025年2月1日土曜日

平家琵琶出来上がり

平家琵琶出来上がりました
ちょっと音出し即興演奏
撥面に傷が付かないように
本来の平家琵琶の
弾き方ではなく
曲も平家語りの伴奏とは
まったく違いますので
誤解なきようお願いします
平家琵琶を使った遊び
と理解してください













2024年11月11日月曜日

自作楽器演奏 そして鳳凰のような雲

 

昨日は兵庫県小野市の
エクラホールで
自作楽器3台の演奏を
披露することができました





前日土曜日の夕日



鳳凰のよう



製作中のルネサンスギターの
ヘッドインレイの参考になった


2024年11月7日木曜日

三味線の歴史

昭和38年(1963年)に発行された
三味線音楽史から引用
江戸時代に描かれた図

これは江戸時代中頃
延宝年間に畠山箕山によって
書かれた三味線に関する記述




三味線を弾くときに使われた
様々な撥bachi 
江戸時代の屏風絵に
描かれたもの
三味線は室町時代
永禄年間に琉球から
日本に伝わったとされていて
当初は琵琶法師が
琵琶の撥を使って
弾いていたらしい

永田法順氏による盲僧琵琶










2024年7月8日月曜日

謎の楽器


先日紹介した田能村竹田
Tanomura Chikuden
が描いた「琵琶行」の琵琶の絵は
三味線のように見えると書いたが

「近世畸人伝」で紹介されている
池大雅 Ike-no-Taigaでは
琵琶のような形をした三味線が
描かれている(挿図絵師は三熊思孝)
トルコのサズのようでもあるが
胴体はサズのように膨らんではおらず
平らなように見える
謎が深まる・・

トルコの楽器サズ
形は似ているが
胴体はボウル状になっている

キルギスのコムズという楽器
これは胴体が平たい

ベトナムの月琴 gekkin
は丸いが田能村竹田が描いた
琵琶のようにも見える


2024年6月7日金曜日

熊沢蕃山 集義外書 雅楽解


熊沢蕃山の集義外書を入手
和綴じの糸が劣化していたので



新しい糸で綴じなおした


こちらは参考のため
雅楽解をデータベースから
ダウンロードさせてもらい
印刷したものを和綴じに
しているところ

出来上がり


子供の音楽教育について
書かれたところ
「人心は生ものなれば うごかぬといふ事なし 善にうごかさざれば悪にうごくもの也 是以聖神の御代には天地の律呂をうつして糸竹の楽(楽器)をつくり 人心を正道にあそばしめて邪欲をふせぎ給へり 今の琴、琵琶、和琴、笛、篳篥(ヒチリキ)、笙(ショウ)、太鼓等の楽器なり 常に一二人楽(がく)して楽むには箏(コト)、琵琶ばかりにてもよし 管も達すれば一人楽してもたのしむものなり、箏、琵琶は達せざれども二人同絃なれば(合奏すれば)たのしび(楽しみ)になるもの也 楽のけいこの初は音律よきものを師とし 笙笛のせうか(唱歌)を習たるよし 幼少におとな(大人)まじり幾人も一度にうたひぬればはやく通ずるものなり 其中に音に器用なるものあればわきわき(脇々)をもひきたつるものなり 楽音によく通ずれば淫声は好まさるもの也 昔は源平の武士皆管絃に通じたり 奥州の忠信、陣のいそがはしきにも水戸まで琵琶をもたせたるにて知べし」