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2025年3月26日水曜日

ガシャポン恐竜 そしてアンモナイト化石

 

バンダイいきもの大図鑑
ガシャポン恐竜
ティラノサウルス
頭部がデフォルメされ
可愛らしく表現されているが

目が小さすぎる感がある


なので、以前紹介した
虎目石の小玉を
目に入れてみた





オマケ

アンモナイトビーナス

2025年3月17日月曜日

ゴビ瑪瑙 偶然の産物


19世紀ギター製作
ラプレヴォット•タイプ
ライニング削り


響板接着

響板バリ削り

偶然の産物




そして裏板接着

先日紹介した謎の絵を
石で表現してみた
下部はレッドジャスパー
その上はアズライト
頭部はゴビ瑪瑙


2025年3月15日土曜日

田河水泡の絵 工房の様子


リサイクルショップで
出合った木箱


この絵に惹かれて
手に入れた

すぐに棟方志功を連想したが
実際はどうなんだろう
と興味が湧いたので
いろいろ調べてみたら

昭和10年(1935年)に出版された
田河水泡の漫画
「のらくろ曹長」に
掲載されていることが判明

これですね
コミック版1ページに
大きく描かれているのだが
誰を描いたのか
何の説明もない

手に入れた「のらくろ曹長」は
昭和44年(1969年)に
再版されたものだが
版画家の棟方志功との
関係があるのかどうかも
皆目分からない
初版が出された1935年は
棟方志功は32歳
田河水泡36歳
接触の可能性はあるのでは
と調べていたら
東京荻窪にあるいずみ工芸店
は今年創業77周年を迎え
昭和の初めには
田河水泡や棟方志功も
訪れていたらしい
と、無理やり関係を
作ってしまいたいほど

工房の様子
製作中の19世紀ギター
横板組み上げ接着完了


以下、作業の様子



2025年3月8日土曜日

桃源郷 そして黒檀端材の鳥


黒檀端材で作った鳥

1983年にNHK出版から
出されている「パミールを越えて」
という本を眺めていたら、
桃源郷として知られている
中央アジアのフンザの写真が
掲載されていた。
それを見て映画監督
黒澤明氏の作品「夢」の一場面、
桃畑を連想した。
そこでは桃ノ木の精霊が、
ひな祭りは桃の節句とも
言われているのに、
人間どもは桃の木を伐って
平気でひな祭りをやっている。
そんなことは許されない、
と主人公の少年に訴える。

上の画像の遠景
中央アジア、フンザと
カラコルム山脈

こちらは黒澤映画
「桃畑」のロケ地
長野県甲府盆地と南アルプス

以下、映画の一場面



2025年3月2日日曜日

シュールなコラボ そして鑑賞石


春が待ち遠しい
花満開のような模様の
鑑賞石



こちらは巻貝の化石
半分にカットし
表面を磨くと

こうなる

動物の肉球のよう

そしてアンモナイト化石と
仏頭、玉製蝶翅のコラボ



2025年2月25日火曜日

謎の絵師、北斎


江戸時代の謎の絵師
写楽については
これまで様々な考察が
なされてきているが
昨年2024年11月に出版された
谷津矢車氏による歴史小説
「憧れ写楽」では
写楽二人説が展開されている
これにはなるほど
と納得させられた
ネタバレになるが
谷津氏はその一人を
当時の戯作者、黄表紙を
確立させた恋川春町としている
手許にある恋川春町が
絵を描いたとされている
「当世風俗通」や他の黄表紙本の
恋川春町の絵を見ると
写楽とはちょっとかけ
離れているような気もするが
実際のところどうなんだろう

手許にある他の写楽考察本
田中英道氏の「写楽は北斎である」と画家の中村正義氏による「写楽」中村氏は写楽の正体は
徳島県・阿波藩のお抱え蒔絵師で
あった観松斎の工房で
下絵に携わっていた職人
ではないか、としている
これも説得力がある
中村正義氏の考察は
以前ブログで紹介しましたので

これは「憧れ写楽」の
二人写楽のうちの一人
恋川春町の黄表紙本

これも恋川春町が
描いたとされている図
写楽の大首絵と
同様のものが見られるが
写楽とはずいぶん違った
印象を受ける

因みに恋川春町が
描いた琵琶

これは恋川春町とは
関係はないが
同時代に出版された
小話集から「蝉」

「アレアレ金さん、こちらの柳の木にいい蝉がいる」「ドレ、アリャよしな、ひおしぜみだ(鳴かないメスの蝉)」「なんでもいゝ、とってくんねェ」「ソンナラ取てやろう」と、おっかぶせてとってやり「ソレみなさい」「ホンニおしぜみだ、にがしてやろう」とはなす。せみ「こふあろふ(こうあろう)かとおもふて、だまっていた」
私のHPでは描かれた蝉を
いろいろ紹介しています

同じく丹波栗が題材の
大栗
絵は北尾政実

「おらが国のくりは丹波栗と云て、風味のよさ、又栗の大きさが三寸程つゝ、夫レ故いがで有る時は大きさが」と、両手を壱尺ほどひろげて「これ程有」といへば、「いかに丹波栗じゃとて、あんまり手のひろげようが大そうだ、もちっとせばめれや」「そんなら此位も有ふか」と、少し手をせばめければ、「もっとせばめれや」といはれて、手をせばめながら「あいたゝ」