次の製作に取りかかりました
これは30年以上寝かせた響板材
ドイツ・スプルースと
フランス産エピセア
今回は特注小型モダン・タイプ(弦長640mm)と
特注マリアハープ2台
響板の荒削り(通称皮むき)は
二寸鉋(身幅約8cm)が便利
どちらも古い鉋で
右は重利銘会津鉋
左は田圃義廣
ニカワで接ぎ付けたところ
その後、切り抜き
鋸は新たに手に入れた欄間挽き用ミニ鋸
OLFA製の替刃式廻し挽き鋸も
試してみました
ホルダーの反対側には
カッターナフもセットされている
挽き痕も問題なし
こちらは特注マリアハープの裏板
右はウォルナット材で、左はタブノキ材
初めて使うタブノキ材を荒削り
削った感じはウォルナット材に似ていて
かなり粘りがある
木口を藤四郎銘組鑿で削ってみる
削った肌の質感もウォルナットに似ている
こちらは小型モダン・タイプの裏板になるメープル材
これは20年ほど寝かせたもの
3台分の響板と裏板が揃いました