藤原定家 明月記から

藤原定家の明月記を

久しぶりに引っ張り出して

眺めているのですが

鎌倉時代初め頃の

世間の様子を

おぼろげながら

伺うことができます

以下、目録から気になる

記述を少し紹介

しておこうと思います

「南方に光る物あり」

何でしょうか

気になります・・

承元元年は西暦1207年

四月二十一日の日記です

ここにも「光る物あり」

ここには

「昼に星を見ることあり」

と記されています

これは超新星の爆発

という説もあるようです

「奇星現る、客星出現」

これも超新星でしょうか

あるいは彗星でしょうか

「住吉神社鳴動、占いあり」

不吉なことがあると

陰陽師などに命じて

占っていたものと思われます

「月輪の中に星あり」

「岩清水（八幡宮）怪異

金峰山怪異、占いあり」

「冷泉門の前に奇物あり」

これは何か気になります・・

「飼い猫を外に放したら

犬に食い殺された」

これは気になるので

本文を見てみようと思います

承元元年（1207年）

七月四日の日記

「鶴乗軒 犬帯綬するを

恥じるといえども」

などという記述は

大切に猫を飼っていた

という例えと思われますが

意味がよく掴めません

大意は

「一昨年から飼っている

猫を昼間庭に放したら

犬に殺されたので

それ以来、猫は飼っていない

その猫は女房が

大切に育てていたが

他の猫のように

鳴き声を発することがなく

また、家の壁に隙間があり

隣の家とも隔たりがないため

多く見られる野良犬に

襲われたのかもしれない」

ディタルハープ完成

今回作ってもらった

ロゼッタは

部分的に

色を付けることに

しました

こんな感じです

響板には生命の木

宇宙樹を描きました

木に実っている星は

このように

八角の実で印を作り

それで押したものです

そして弦を張り

出来上がり

半音レバーを

取り付けた状態

ふた藍布マスク そして珍しい石

これは以前紹介した

丹波篠山の商店街にある

古裂ショップ「ふた藍」

で売られている

手作りマスクの夏バージョン

布マスクは肌触りが

柔らかく、ピッタリ合うので

一度使ってしまうと

市販の不繊布マスクは

使う気になりません

思わず急須にも

着けてしまった・・

さて、こちらは見るからに

美味しそうな石

メノウの中でも純度が高い

玉髄と思われる

こういったものには

なかなか

お目にかかれません

こちらも珍しい

動画ご覧下さい

 

獅子もビックリ

アンモナイトを飾るために

使わなくなった

鑑賞石飾り台をちょっと改造

アンモナイト置き台を作った

 

こちらは樹脂製の手に

アンモナイト化石を

挟んでみた

挟めるだけ挟む

動画ご覧下さい

こちらは別の化石

これもアンモナイトが

いろいろと入っている

塊（ノジュール）

このテッペンに付けた

アンモナイトは

ポロリと外れて

内部の結晶を

観察することができる

だが、外した部分が

紛失すると困るので

こういうふうに

命綱を付けてみた・・

動画UPしました

古代エジプトにも鳥獣戯画があった

これは古代エジプト

紀元前1200年頃

パピルスに描かれた風刺画

これは壁画の一部と思われます

これらの絵を見て

日本の鳥獣戯画を連想するのは

私だけではないでしょう

こちらは鳥獣戯画の

有名な一場面

これらは1200年ほど前ですが

古代エジプトの方は

さらに1200年ほど古いのです

これには驚かされてしまいます

また、これは別のことですが

古代エジプトの絵に描かれているものと

同様のものが南米の古代エクアドル

からも出土しているのです

これにも驚かされます

以前紹介したエジプト関連の

投稿にも追加しました