2012年3月7日水曜日
2012年3月5日月曜日
平家琵琶の海老尾をレザーソーで挽く
製作中の平家琵琶の海老尾を
替刃式レザーソーで挽いてみました
先日、近所のホームセンターで購入したものです
これまで、替刃式の鋸は刃渡り265mmの
挽き切り鋸や150mmの導突鋸は使っていましたが
このサイズ(180mm)の両刃鋸は初めて使いました
2012年3月3日土曜日
平家琵琶の腹板を接着
製作中の平家琵琶
腹板を膠・ニカワで接着
上の画像は膠が下に
垂れてもいいように
新聞紙を敷いていますが
その下はこのように4点で固定しています
参考までに
これは500年ほど前の
平家琵琶ですが
接着部はすべて膠が
使われていました
内部の書付により
安永十年(1781年)に
修復されていますので
オリジナルの接着剤は分かりませんが
おそらく膠が
使われていたので
修復の際にも膠を使ったものと思われます
八音抄でも
膠にかわ付きの面(接着面)は四分(約1.2cm)に弱きほど
内の深さは五分(約1.5cm)にいきたる程
少し撓たわみかかりたるやうに得るべし
と説明されています
現在の琵琶製作では
ソクイも使われるようです
平家琵琶の腹板に堰を接着
製作中の平家琵琶、堰を接着
ピノッキオの鼻のよう・・
この鼻は腹板を槽に接着する際に
槽の底に当たる長さにカットされます
この時やや長めにカットし
腹板を接着したときに鼻のところで
緊張感を持たせるようにします
擦弦楽器の魂柱のようなものですかね・・
八音抄の堰に関する記述
堰を置くこと 撥面(参照)の中すみの程あるべし。中すみより上へ寄るべからず。二に取らば下へ寄るべし。広き方はしもと云う堰の下がり上がりによりて、声の良し悪しは未だ探り出ださず。堰は板返し固からず、又柔らかならず。木の少し勇めきたらむ良し。堰に別の柱を立たさまにしたるあり。さあるべしとも覚えず。良き物どものは、別の柱をす。ただ刻み残したる長さ二寸(約6cm)ばかりも一寸四・五分(約4,2~4,5cm)もありげなり。すべて甲・腹の木少しおくれたらば堰は太くもこはらか心ざすべし。甲・腹固くしやう過ぎたらば、くつろかにすべし。
2012年3月1日木曜日
2012年2月28日火曜日
2012年2月27日月曜日
2012年2月26日日曜日
平家琵琶、遠山を刻む
製作中の平家琵琶
今日は甲板(裏板)の
膨らみを仕上げ
腹板(表板)の内側を
荒削りしました
これは甲板の遠山の
線を切っているところ
遠山を削り出す
甲の出来上がり
こちらは腹板の内側
(動画UPしました)
これはまだ荒彫り
明日仕上げます
2012年2月25日土曜日
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