2016年1月4日月曜日

都会へ「お上りさん」 社会見学

昨日、1月3日は久しぶりに電車で都会へ・・
写真はJR篠山口駅

50分ほどで宝塚へ到着

そこから阪急電車に乗り換え
道しるべが「こくてつ」となっているのが
時代の流れを感じさせる・・
国鉄を知らない若者もいるのかもしれませんね
JRが民営化される前は国鉄でした・・

そして阪急電車の西宮北口駅に到着

駅近くにある大型ショッピング・モール

目が行くのは木工関連のものばかり・・

一種の職業病でしょうかね・・


帰る途中
近所のコンビニに寄った際
購入したもの

これは買い得でした
宝島社から発売されている








紹介されているのは現代の鐔作者



2016年1月3日日曜日

謹賀新年

今年は干支Etoは丙申Hinoe Saru
丙申は革命の年とも言われていますが
今年は果たしてどうなるのでしょうか・・

そういうワタクシは申年
しかも還暦であります
精神年齢は4歳ですが・・



以下は正月恒例の
山歩きの様子であります



まだ柿の実が・・




早くもヤマツツジが・・
狂い咲きか・・









2015年12月29日火曜日

工房の様子 大掃除 そして特注マンドラ

昨日28日
大掃除を行い新年を迎える準備ができました





こちらは特注マンドラの
指板を削っているところ






セッティング完了


そしてニカワ接着
接着の様子は、以前ギターで行ったものを
YouTubeにUPしていますので



アーム・レストを接着するための
土台を作っていく




接着完了


ニス塗りにかかります


2015年12月27日日曜日

細工所という地名について

ここ兵庫県篠山市には
細工所という地名があります
この地名は全国各地にあるようですが
地域によって作っていたものは違っていたものと思われます
では、ここ丹波篠山の細工所では
何が作られていたのか
ちょっと気になったので調べてみました

まず昭和33年に発行された
奥田楽々斎著「多紀郷土史考」をめくってみると
内職として人形を作っていたとありました
ではどのような人形を作っていたのか
は、説明がありません・・
篠山には近年まで当地の特産物である
雲紋竹を使って竹人形を作っていたそうですが
そのことでしょうか・・

他にどのような人形作りがあったのか
ちょっと調べてみましたが
職人尽図の類と歌合には不思議なことに一件も見当たらず
仕方がないので他のものを・・と本を漁っていたら、ようやく
人倫訓蒙図彙にありました
以下、3件の図は人倫訓蒙図彙から引用


「人形師:諸々の人形これをつくる。
小(ちいさき)を芥子人形といふ。
また操(あやつり)人形、指人形等あり。
寺町通をはじめ所々に住す。富島和泉是細工人也。
今麩や町小路下に住す。張抜人形所々に造る。」
と説明されています

雛人形を作る雛師は別に紹介されています
「雛(ひいな)師:紙ひいな、装束ひいなあり。
紙ひいなは紙をもて頭(かしら)を造る。
又ほうこのかしらこれをつくりて、
ひいなや(雛屋)にうる(売る)也。
雛屋これをもて品々仕立あきなふ也。」
と説明されています


それから、昭和40年に刊行された「日本の職人」には
人倫訓蒙図彙にないものが紹介されていました



以上ですが、ここ丹波篠山の細工所では
何が作られていたのでしょうか・・