2022年4月9日土曜日

紫檀 縞黒檀 牛骨で正倉院型琵琶撥を作る


正倉院型琵琶撥を作る
これは牛骨

牛骨で広い面積を取るのは
至難の技
所定の大きさより
長さ、幅ともに
やや小さくなる

穴は埋めるしかないか・・


こちらは紫檀と
縞黒檀のもの




出来上がり
左からブラジル紫檀
インド紫檀、縞黒檀
そして牛骨

2022年4月7日木曜日

丹波篠山ようやく桜満開


ここ丹波篠山は
標高が高いので
(工房の地域で約280m )
桜の時期は京阪神よりも
ほぼ1週間遅れます


 
ユキヤナギは
これからといったところ

こちらは工房の様子
自作19世紀ギターの
メンテナンス

頭を丸く加工しているところ


調整完了

2022年4月5日火曜日

埴輪に野花 そして接着剤を試す

 

こちら丹波篠山は
ようやく春の兆し
野花の中にレプリカの埴輪を
置いてみた


ムスカリと水仙


こちらは
銅鐸キーホルダーに
アイオライトを接着したもの

こちらは工房の様子
修復中のヴィンテージ・マンドリン
指板の装飾貝貼りを
もうじき終えるところ

貝加工に使う
ダイヤモンドビット二種

貝の接着には
将来の修理の際
剥がしやすくするため
瞬間接着剤は使いたくない
これまで使っていた
画像上のハイスティックが
製造されなくなったので
代わりのものを
いろいろ探してみたが
アクリル系接着剤の
「裁ほう上手」を使ってみた
ほとんど粘りがなく
サラっとしているので
貝に塗るのがやりにくい
それでも何とか接着はできる

他にはこれなども使えそうです


酢酸ビニル系の接着剤で
速乾木工用ボンドよりも
粘りがあり、乾燥も早いので
貝接着には便利



接着力はかなり強い感じなので
牛骨フレットの接着にも
使えそうです

2022年4月2日土曜日

タルコフスキー親子 そして化石


旧ソ連の映画監督
の父親は詩人のアルセーニイ・タルコフスキーで

父親の詩の表現には
息子アンドレイが作った
映画のシーンと
よく似たものが多いのが
興味深い


これは
アンモナイトの化石
この面は川擦れで
一部内部構造が
残っている

反対面は
アンモナイトの表面が
残っている

おもしろい状態で
興味深い

台はギターのネック材の
端材で自作したもの

2022年3月31日木曜日

石 いろいろ


不思議な石
何かの化石だろうか・・

似たような雰囲気の
石に接着

こちらは
サンダーエッグと
呼ばれている石
内部が玉髄化した
メノウの塊を
1cmほどの厚みに
スライスされたもの
光を透過させると美しい

モリオン(黒水晶)の
テッペンに接着


表面はこんな感じ
猫の目のようにも見える

これもメノウの塊
内部が結晶化している

スライスされた二つが
離れ離れにならないように
革を蝶番chotsugaiにして
繋いでみた