これは重清銘
こちらは重輝銘
刃先が斜めになっているので
木口削りに威力を発揮してくれます
ベトナムのDinh Duy Tonさんという方が
日本の木工道具、鉋と下駄屋鑿nomiを
提供して下さいました
ノミは会津刃物鍛冶の名工
重利銘の十能鑿と片十能鑿
そして鉋も名工碓氷健吾氏の寸八鉋で
銘は大巌
鑿はあまり使う機会はなさそうですが
取りあえず研ぎ上げ
試してみたいところです
鉋はこちらで使えるように研ぎ直し
台も再調整し、いろいろ削っていきます
その都度報告します。乞うご期待!
重利銘の十能鑿と片十能鑿
十能鑿は身幅37mm
片十能鑿は身幅87mmもある
碓氷健吾作と思われる
大巌銘寸八鉋
Dinh Duy Tonさんの
研ぎも見事です
裏金(押え金)の先端を
深い逆目を止めやすいように
60度ほどの角度で研いだ
こんな感じ
台を少し修正して
さっそく試し削り
これから作る筑前琵琶の撥
ホンジュラスローズウッドの
厚み減らしをやってみた
堅く粘りのある材質だが
3分ほど削っても刃先は
ビクともしていない
通常の鋼haganeの鉋ならば
刃先が白く摩耗しているところだが・・
鋼は何だろう
グラインダーにかけると
火花はほとんど飛ばない
ハイス鋼だろうか
今朝の工房裏
紅葉とアサガオ
さすがに朝顔の花は小さい
長年探し求めていた
細身の窓鋸とようやく
巡り会えた
刃渡り一尺一寸五分
約350mm
試し挽き動画
銘は中屋長兵衛か・・
この銘は堤章氏の著書
「会津の鋸鍛冶」では
取り上げられていません
これから製作する
特注19世紀ギター
ラプレヴォット・タイプは
ヘッドをパノルモ型にする
使う糸巻きは
ローラーの先端に
ベアリングが付いているので
先端をカットすることが
出来ない
なので、糸巻きに合わせて
作ることにする
まずメープル材の製材
鉋削り
使った鉋は古い会津鉋
重則寸八
厚み出し
こちらは修復中の
ヴィンテージ楽器
ヘッドを作り換えている
端材でオブジェを作る
下に置いているのは
タランドゥスオオツヤクワガタ
そして接着