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2024年4月9日火曜日

自作の特殊際鉋 ドロバチの巣

これはアンモナイト化石に乗せた
ドロバチの巣
これは

雨戸の内側に付いていたもの




工房の様子
製作中の19世紀ギター
ラコートタイプ
表板の縁飾りを入れる箇所を
掻き取っているところ

この際鉋kiwagannaは
自作したもの
40年ほど使っている





2024年4月4日木曜日

筑前琵琶改造完了


これは筑前琵琶の改造で使った
桑材の端材
よく見ていたら
カエルに見えてきた、ので

やってみた

こちらは転手tenju:pegを
作っているところ


四絃から五絃に改造のため
1本作り足したもの
どれだかお分かりでしょうか

各パーツが出来上がり
組み上げれば完成

撥bachiを作っていく



先端部にツゲ材を接着し

所定の長さにカット



厚みを仕上げて

出来上がり




2024年3月31日日曜日

タツノオトシゴいろいろ そして自作鑿

 

 
日本画家、西田俊英氏の作品
自然の造形物が描かれている

その中にタツノオトシゴが・・

これは我が家のタツノオトシゴ

元には木の瘤のようなものが
そのまま残されている

黒檀の台は
こちらで作ったもの

これはボールペン

これは細いヤスリを
焼き戻して自作した
0.8mm幅の彫刻刀


ヤスリの跡が残っている


仕事で使う
四絃から五絃に改造中の
筑前琵琶の覆手fukujuに
絃受けを嵌め込む作業


糸鋸で挽き出しているところ







2024年3月28日木曜日

古い玉鋼鉋を入手 仕事で使う

 

古い鉋を手に入れた
銘は消えているが
花押kaohは残っている
鋼haganeにグラインダーをかけた
火花は炭素鋼系で
おそらく玉鋼と思われる

似ている気もする
頭も同様の綿帽子

削り幅およそ4cmの寸三鉋

身の馴染がかなり
透かれているのは
古い鉋によく見られる

厚みも薄く

頭の厚いところで8.5mmほど

刃先部分は約6mm

刃角度はかなり低いので
刃先から1.5mmほどを
約28度で研ぎ上げた

新しい台に挿げ

押金(裏金)を付け
二枚刃鉋として仕立てた


さっそく仕事で使ってみた
粘りのある桑材も軽快に削れ

削り肌も問題なし


動画撮影後の刃先
ほとんど変化なし

琵琶の鹿頸shishikubiは
平鉋では無理だったので

反り鉋とスクレーパーで仕上げた